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2014年03月15日改訂


国別料理/アジア系




 アジア料理と言っても、西方はインドから、インドネシア、マレーシア、タイ料理、さらにベトナム料理や中華料理の四川料理あたりまで、正直言って僕も明確な区別もつきません。カレー(或いはスパイシーなシチュー状のもの)は広範囲に存在してるし、春巻も中華料理の専売特許ではないです。フィッシュケーキという薩摩揚げのようなものもあちこちで見られます。結構共通点があるようですし、実際一つの店で複数の国の料理を出してるところもあります。

 味的には、スパイスの使い方が非常に巧みであり、単に「辛い」の一言で片づけられるものではないようです。実際オーストラリアで食べるアジア料理はそれほど辛くなく、辛さで言うなら日本で食べたものの方がずっと辛かった。「辛きゃいいんだろう」みたいな辛さですね。でも、こっちきて分かったのですが、確かに辛い一品もありますが、「辛さ」よりも「うまさ」が勝っているので、ニコニコ食べられたりします。今では辛いというイメージは殆どないです。


★インドネシア料理


 意外と知られていないのですが、インドネシアはオーストラリアの隣国です。
 日本から見るよりも、オーストラリアからインドネシアを見る方が遥かに身近に感じられます。日本におけるインドネシアの情報やイメージというと「バリ島観光」くらいしかなかったりしますし、インドネシア料理店もそれほど沢山あるわけではないですが、オーストラリアの場合、インドネシア政府とはちょっとしたことで喧嘩したり、「安保条約」を結んでみたり、東チモール問題が政治課題になっていたりします。いろいろあるわけです。んでもってインドネシア料理店も至るところにあるわけで、全然珍しい存在ではありません。

 メニュー的にはよーく見ていくと意外と簡単で、Greng(ゴレン)が「焼く」という意味で、ナシ(ご飯)、バキミ(麺)だから、有名なインドネシアチャーハンが「ナシ・ゴレン」、焼きそばが「(バキ)ミ・ゴレン」。下のAyam Gorenのアヤムは「チキン」という意味。この組み合わせで結構推測がつきます。あと、有名どころでは、ガドガド。温野菜(蒸したり、茹でたり)の上にインドネシア料理特有の甘いピーナッツソースがかかってます。サラダというかおひたしというか、美味しいです。

 あとは、日本の塩ラーメン風な味わいのSATO(サト)。サトには牛肉を入れるのですが、内臓肉や腱肉も入れたりするので(これはアジア系料理には珍しくない)、特にホルモン系が好きな人以外には日本人にはキビシイかも。ちゃんと中の肉の種類を確認すべし(メニューに大体書いてある=tripe/牛の第一胃、tendon/腱)。

 僕のお気に入りは、コロコロ大振りの牛肉のカタマリがほっこりトロける、インドネシア版ビーフシチューのレンダン(Reng Dungってスペルだったかしら)です。ちなみに、タイ料理におけるマスマンカレーも同系統で、しょぼいビーフシチューを食べるんだったら、よっぽどこっちの方がシチューしています。



 ★インドネシア料理に関しては、インドネシアからの留学生さん(英語学校には少ないが大学には非常に多い)の通うNSW大学近辺がスポットになります。Randwick, Kensingtonなどですが、なかでもKingsfordがメッカ。僕も食べたいときはもっぱらそこまでに行ってます。学生さん向けの店が安くて美味しくて、地元フレーバーがあって、GOODです。なんとなく店の雰囲気で分かると思う(若い人が多くて流行ってる店)。

 Ayam Goreng
   464 Anzac Parade, 9697-0030

 Anzac Parade沿いに並んでるインドネシア料理屋の一つ。若い学生さん風の人が多く、いつも混み合ってます。大きなテーブルを皆で相席する感じ。
 注文の仕方が変っていて、短冊状の白紙に自分の欲しい料理を書いて渡します。水もセルフサービス。この感覚はいかにも大学周辺に昔からある「学生街の 食堂」風。それだけに安くて美味しい。
 ご自慢はグリルしたチキン。これだけで肉の部位(モモ、胸肉など)、味付けなど順列組み合わせであるので結構あります。一個がそう大きくないので幾つかトライして良し。
 地元的にも結構有名な店で、地元オージーのレストラン掲示板でも多くのレビューを集めている(この掲示板は、評価は人によりけり過ぎるので参考にならないが、レビューの数は参考になる=どれだけ老舗か、著名か。あと英語の練習になる=学校で学べないバリバリ口語表現が出てくるので)。




 JAVA
   151 Avoca St、Randwick NSW 2031、Phone (02) 9398 6990

 ここも知る人ぞ知る有名な店のようです(掲示板レビュー数)
 インドネシア料理というよりも、「ジャワ料理」とうたってあるのが珍しい。ここも安いし、学生さんも多い。メニューも細かく、「バリ料理」なんてのもあって、バナナの皮で蒸した一品が1000円そこそこで食べられるのはうれしい。奥のキッチン付近に超常連さん用らしい一角があり、インドネシア系とおぼしきタクシーの運ちゃん達がタムロしてたりします(通は裏口から入ってくるようだ)。タクシーの運ちゃんが溜まっているということは、かなり故郷の味、故郷の雰囲気なのでしょう。

 場所は、Randwickの、Avoca StとAlison Rdの交差点南という、著名なストリートの交差点なのですぐに分かるでしょう。


Traditional Indonesian Cuisine
302 Penshurst St, Willoughby NSW 2068

→Oh My God! せっかく見つけた!と思ったのに、あっという間になくなってしまいました!(2012/05/28)。
→今更だけど、どんな店だったか表示


★惜しい店を無くしたシリーズ
ボルブドゥール/ Borobudur(←消滅!Oh My God!)
123-125 Glebe Point Road, Glebe TEL:9660-5611

サファリ/Safari Seafare(←消滅!Oh My God!)
22-8 King St, Newtown TEL:9557-4458

★無くしたかどうか微妙?
Eka Ria (←車で前を通りかかったら無くなっていたような)
393 ILLawara Rd、Marrickville NSW 2204、Phone (02) 9554 6119


★マレーシア料理


 タイとインドネシアの間という位置関係、さらに華僑が多いということから、マレーシア料理屋といいつつも、実際にはアジア料理全般をやっている店が多いです。というか、僕自身、何が(タイでもインドネシアでもない)マレーシアの独自料理なのかよく分らないわけですが、、


コプティアム Koptiam
594 Harris St, Ultimo NSW 2007
Phone (02) 9282 9883  


 クチコミで聞いてトライした店。アタリです。アルティモにコプティアムありという感じで、実はかなり有名だったらしい。

 日曜だけに出すハイナン(海南)チキンが美味ときいて、開店(12時)前から一番乗りで入って食べました。ハイナンチキンは 、実際名物だけあって柔らかくて美味しいかった。一番乗りした僕らでしたが、20分もしないうちに満員になってしまった。皆さん狙っているのね。しかし、他の一品もそれぞれに美味しく、シティ近辺では珍しい「ちゃんとした」アジア料理でありました。メニューが豊富で、中華もタイもインドネシアも食べられます。でもって安いです。


 しかし、正式には「Koptiam Cafe」という名前で、ここは「カフェ」なんですよね。あんまりカフェって感じはしないのだけど、、まあ、東南アジアのカフェなんかな。



Sentosa
48 Willoughby Rd、Crows Nest NSW 2065
Phone (02) 9438 5526 


 ここはかなり昔からある店だと思いますが、入ったのは先日初めてです。
 数年以上目の前を通り過ぎていたのは何故か?というと、多分看板のせいだと思います。写真でもおわかりのように、別に悪くはないのだけど、なんかコンビニを連想させるようなデザインで、今ひとつトライしようという意欲が湧かなかったという。デザインって大事ですよね。

 じゃあ先日なんで入ったかというと、お気に入りの店がどんどん潰れていく昨今(家賃と食料品の高騰で、良心的な値段+質でやってたら厳しいのでしょうか)、ここのところセッセと新規開拓をしていたからです。店の前のメニューをじっと見て、何となく面白そうだから入ったのですが、これが当たりでした。

 ノースにあるアジア系レストランに時々あるパターンですが、裕福な白人層が多いのでそれに合わせて、お値段もやや高め、そしてサービスを西欧流にしっかりやるという。この店もそうですし、その隣の中華"Sea Treasure"もそうですね。このパターンは、サービスはいいんだけど、値段と味が釣り合ってないケースがあります。総じてノースは何を食べても劣るのですが、特に白人系オージーの味覚レベルが低くなりがちなアジア系はそうです。もちろん良い店も多々ありますが。

 でも、この店はしっかりしてました。「実力拝見」ということでスタンダードなスキャロップ・ダンプリング(ホタテの蒸し餃子)、ミゴレン、そしてラクサを頼んだですが、いずれも僕ら的には良かったです。お値段は、確かにラクサが15ドルくらいするので、カジュアルな所の1.5倍くらいしますが、ノースでこの味レベルだったらそのくらい出しても良いと思います。

 何がいいかというと、印象に過ぎないのかも知れないけど、丁寧に作ってます。ホタテは餃子の生地のムチムチ感が良かった。飲茶でよくある一品なんですけど、生地の練り方とか蒸し方とかでベチャーッとしてるのがありますが、ここのは食感・快感がありました。またホタテも、単に「具がありまっせ」ではなく噛むとしっかり味の濃いいいホタテ。ミゴレンは、インドネシア風ソース焼きそばなんだけど、よくあるパターンはソースに相当するKECAP MANISの味一色になりがちです。日本でソースの味しかしないソース焼きそばみたいなもの。でも、ここのはそれに留まらず材料のダシとか複雑な味がついていて、楽しめました。ラクサは、命であるスープが美味しかった。ココナッツミルクとチリという強烈な調味料系の印象が強いか、それともバックにあるダシが美味しいかが分かれ目なんだけど、ダシが美味しかったです。麺はやや固めでこれは好きずきでしょう、僕は好きだったけど。乗ってるチキンも柔らかくていい部分だけを使ってる。まあ、高いだけのことはあるな、と。

 サービスは、「ほう、ここまでやるのか」というくらいで、他のテーブルにワゴンに運んできた魚のフライを、フォークとナイフで骨を取り分けたりしてました。基本的にホールには、オーナーらしきおじちゃんとおばちゃん二人でやってる感じですが、特におばちゃんのサービスが良かったです。おっちゃんも客席のオージーと話し込んだりして、そういうあたりが西欧流ですよね。かなりウェスタン対応しているのですが、味は全然妥協してないのが好感持てます。

 もう一つ、メニューが少ないのが逆に良かったです。アジア系レストランは山ほどメニューがあり、中華とかメニューの番号が180番までついてたりするのもありますが、ここは20品目にも満たない。なんでもやりまっせではなく、「これを食え」って店の主張があるという感じ。そのなかに、ガーフィッシュ(サヨリ)があって、これが人気だったですね。オーストラリアでは、なぜかサヨリ(カジキと逆に下唇がズーンと突きだしている秋刀魚似の青魚)がよく取れるのか、Garfishという名前のレストランまであります。これを丸ごとフライにしてたりして、「ふーん、今度トライしてみよう」と、ちょっと面白そうなメニューが多かったので、そこがポイント高いです。つまりは遊べる、楽しめるという。期待通りの味がビシッと出てくる店もいいですが、「へえ?」というサプライズがある店もいいですよね。

 しかし、看板、もう少しシックなものにした方が良いのでは無かろうか、、、損してるような気が、、、。

★ベトナム料理

 ベトナム料理も、「こんなに美味しいとは知らなんだ」で食べ歩いている料理のひとつです。特徴としては、とにかく新鮮な生野菜やハーブをふんだんに使うことでしょうか。「げっ」というほどミントの葉っぱをドサっとかけるライスヌードル(ビーフンなど)など、やたらヘルシーな感じがしますね。それと生春巻。中華系ほかの揚げた春巻よりも、ベトナム料理の生春巻の方が僕はずっとと好きです。いろいろなバリエーションがあるようですが、ライスペーパーという「春巻の皮」に、生野菜や肉魚介類(これは加熱調理してある)などの具を乗せクルルっと巻いて食べると、野菜のパキパキ感がGoodであります。ソースは甘辛+スパイス系、肉は棒団子状のものが多いです。麺類もラーメン系、焼きソバ系、いろいろあります。さらにそれに尽きるものではなく、ポット(鍋)料理も多々あります。クレイポット(土鍋)でゴハンと一緒に煮込んだオジヤ風のもの、スティームボードという「味噌(ではないが)仕立て寄せ鍋」など。

  ベトナム人が多く住む街、カブラマッタ(Cabramatta) まで足を伸ばせば、地元の人々でにぎわう下町の定食屋みたいな料理屋がたくさんあります。下に書いたように、Old Saigon と Saigon Palaceの双璧が揃って閉店してしまった今、「ここだ」というオススメのベトナム料理店はありません。まあ、ベトナム料理はどこに入ってもそこそこハズレはないですけど。それでもこの二店は突出してましたね。

 まあ、カプラマッタとは言わず、シティ近郊のベトナムのメッカといえばマリックビル(Marrichville)でしょう。ベトナム料理屋さんは沢山あります。5-6店食べ歩いたけど、サイゴンパレス以上の店はなかったのですが、それでも、まあオススメでしょう。どっちかというと、マリックビルRd沿いよりも、イラワラRd沿い(電車の駅と交差する)の方が本格的な感じでいいですよ。出来れば鄙びた感じで、壁にベトナム語でメニューが貼ってあるような店がナイスです。


パスチャー Pasteur
709 George St, Sydney
ヌードル、ビーフン、鶏とごはんといった簡単な食事がとれます。ベトナム移民2世のオージーに紹介してもらったのだが、確かに人気があると見えて、昼時はいつも満員。でも回転が早いので、ちょっと待てば席が空きます。
 壁にメニュープレートがあってベトナム語と英語で書かれてますが、一品もの/ごはん系(ライスの上に肉ダンゴなどが乗ってる)/ラーメン系(温スープ付きヌードル)/スープなしヌードル系など、よく見ると分類されてますのですぐに分かります。注文は番号で言えばよろし。シティ付近を歩いていて昼食を摂るときなど、結構重宝してた店。といってももう10年近く行ってないので、今はどうなってるか不明。

★惜しい店を無くしたシリーズ
オールドサイゴン(Old Saigon)(2009年閉店!Oh My God!)
107 King St, Newtown TEL:9519-5931
ここは自分でやる手巻き春巻きや鍋料理が美味しく、安く、重宝していただけに無くなってしまってショックです。

サイゴン パレス SAIGON PALACE。
Newtown時代に本物でありながら激安で重宝していたのだが消滅し、10年後MarrickvilleのMarrickville Rdにサイゴンパレス「2」という店でやってるのを発見。お店の人に確認したら、やはり同じ店だということ。Newtown時代お母さんのお手伝いをしていた少年も、今は立派な高校生くらいになって相変わらず手伝いってました。しばらく通い詰めていたのですが、2008年末、また無くなってしまいました!どこ行ったんだ?はたして「3」はあるのか。




★タイ料理


 シドニー(というかオーストラリア全体)のエスニック料理ベスト3を挙げれば、一位イタリア料理、二位中華料理ときて、三位に食い込むのはタイ料理でしょう。日本にいるときは想像してなかったけど、タイ料理はオーストラリア社会にかなり浸透しています。「食べたことない」なんてオージーはいないんじゃないかな?ってくらい。実際おいしいですし、お値段も手頃です。どれだけその国で受け入れられているかは、その母国の民族(タイ料理ならタイ人)以外の人々がどれだけ店内にいるかが一つの目安になると思われるのですが、タイレストランの場合、どこ行っても白人系が多いです。

 タイ料理はどこで食べてもそこそこは美味しいです。
 しかし、これも二つの方向があって、@オージー向けにやや甘めに調理してあり、且つ店の内装や盛りつけを可能な限りオシャレにしていく路線(日本の80年代バブルみたいな感じ)。最近どんどん増えています。広々とした開放的な空間に凝ったインテリアを配置し、大きめの皿に美しく盛りつけるという。まるで西洋料理のようなタイ料理ですね。しかし、味的にはそう大したことはないという。甘いからダメ、辛ければよいというものではないのですが、特徴としては何を食べても同じような甘い味がするという、味のコンセプトや調味がワンパターン。フィッシュソースとガーリックと砂糖という。

 なんというのか、オージー受けするように味を変えつつ、それが「迎合」になって、「こうなってりゃいいんだろ」的なやっつけ仕事的な感じになってしまう。これは、タイ料理に限らず、日本料理もそうだし、シドニーにある全てのエスニック料理屋に突きつけられた踏み絵みたいなものだと思います。迎合しちゃえば楽だし、儲かるだろうし。でもな〜、、という。

 美味しい店は、出汁をちゃんと取っていたり、調味にもメリハリがあります。また炒め物でも、炒める順番がちゃんとしてたりして美味しい。能書きはともかく食べ比べてみたら誰でも分かると思います。

 もう一つは、A日本における「近所の蕎麦屋さん」みたいに地元密着型です。これもお値段リーズナブルで、味もそこそこという一般的な店から、本格的なタイ料理までさまざまです。

 でも、思うのですが、美味しいタイ料理というのは人によってかなりバラバラです。結局、わざわざ遠路はるばるタイ料理を食べに行くというよりは、その数の多さ、リーズナブルさで近所のタイ料理屋を利用しているというケースが殆どだと思われます。シドニー全域で有名で美味しい店というよりは、「ウチの近所の贔屓のタイ料理屋」という、ローカルヒーロー系なのではないかと。なんせ全シドニー的に有名な店になると、大体@系が多く、味はぱっとしないくせにやたら高いですから、日本人をはじめとしてアジア人はそんなに利用しないような気がする。もっとカジュアルに利用されているのがタイ料理屋であって、ゆえにエリア的バイアスがかかり、皆の言うことがバラバラになる。大体、「ウチの近所の〜」って言い方になる場合が多いですしね。

プロイ タイ  Ploy Thai 

 これは本格的A系の老舗。
 Ploy Thaiの歴史は古いらしく、僕がこっちに来た十数年前からあるそうです。長いことタイに滞在し、タイ語が自在に操れる人がシドニーのタイ人コミュニティから教えてもらったのを、僕がまた教えてもらったという。うわさに違わず、オージーに媚を売ってないタイ料理で、知らないながらもタイの家庭料理って感じがします。

 もともとはBondiにあって、僕もボンダイジャンクション店で食べたことがありますが、この店、すぐに何の前触れもなく移転してしまうのですね。以後、シドニー中のロイヤルなファンが新しい店を探してまた訪れるという、女王蜂を動かして蜂の巣を引越しさせるようなことが続いているそうな。数年前、シティのチャイナタウンにあるのを偶然発見、昔ながらの味に喜んだのもつかの間、また消滅。そしたら、なんと西のポルトガル人の町ピーターシャムにあるのを発見。以後2年ほど通い詰めています。

 パラマッタ通り沿いの喧騒の中、妙にシンとした店内は、何時行っても殆ど客がおらず、「大丈夫なんかな?」と思うのですが、僕のようなロイヤルなファンが多いのでしょう。掲示板でも投稿数は少ないまでもロイヤルな投稿者が揃って高得点を捧げてます。味はベストだと思うし、値段も安い。全然整理されてないメニューで探すのは大変ですが、まあ、何を食べても美味しいです。注文してから、タイのおばちゃん(すっかり顔なじみになってる)が奥のキッチンで料理を始めてくれます。なんか他人の家で食べてるみたいです。

★2012年3月:きゃー!ついに恐れていたことが、、、先日訪れてみたら閉鎖されていました。貼り紙その1には「一時的な閉鎖」と書きつつも、隣の貼り紙その2ではこの物件そのものが売りに出されてました。どっちなんだ!?と思いつつも、これはもう閉まってしまったと思うべきでしょう。
 今後またどっかで復活することはあるのか?そうだとしても、再び探し出せるだろうか?シドニーのプロイタイ・ファンとしてはまた試練の時期を迎えたのであった。




タイ ポソン Thai Pothong 
294 King St, Newtown TEL:9550-6277
WEB
ニュータウン駅のそば。@系のハシリのような店で、かなり有名。モダンでかなり広い店内にはアジア系の人からオージーまでいろんな人たちで賑わっている。有名になるにつれて、ここのところ値上げしてるし、以前には取らなかったBYOの持込料まで取るようになった。味もしっかりしてますが、別にそれほど素晴らしいわけでもない。それでも、まだリーズナブルな範囲内でもあるし、内装と広々とした店内がウケているのでしょう。行って損はないですが、イチオシではないです。

 ずっと昔に日本のガイド本だったかに(どこに書いてあったか忘れてしまった)この店が紹介されており、「日本語の通じるウェイターがいるから安心云々」という記述がありましたが、新たに雇ったのでしょうか? かれこれ10回前後行ってますが、僕は知りません。それにあの広い店内に忙しげに動き廻ってる店員さん見てたら(混んでるときはつかまえるのに苦労するくらい)、「日本語喋れる人」云々なんてより好みできるような雰囲気じゃないんだけど。てか、日本語なんか通じなくていいよ。メニューを指させば足りますから。

 ところで、今どき「日本語が通じる」なんてことがガイドブックで書かれてたりするのだろうか?そんな1970年代のハワイ旅行みたいなことを、”今どき”売りになるんだとしたら、これはこれで凄いよな。

 オージー人気で最も成功した店だと思います。かなり広い、ゴージャス目な店内は、いつもオージーでごった返しています。味もそれなりの水準をキープしていますが、直近の経験ではやっぱり往年時よりは落ちてるかな。でも、ま、水準はいってます。

 Thai Pothonは、基本的にはオージー受け系なんだけど、それでも料理としてのクオリティは守っている系。ただし伝統的なタイ料理としての味なのか?というと何か違うみたいだけど、でも調理そのものは丁寧で上手だから、タイ料理であろうがなかろうが、とにかく美味しいという感じになる。

タイ ポソン Thai Pothong/Marrickville店 
322 Victoria Rd、Marrickville NSW 2204
 

 先日、Marrickvilleをクルマで走っていて、「あれ、店が変わってる、お、Thai Pothongだ」と偶然発見し、さっそく入ってみました。

 場所は必ずしも良いとはいえずMarrickville RdとVictoria Rd(Enmore, Newtownに向う)との交差点。 Takeawayがメインの店のようですが、広い窓の開放的な店内、さらにインテリアや調度は、Newtownの人気店Thai Pothon的でした。そしてお値段も、タイ料理のテイクアウェイ店として考えたら高いです。

 が、高いだけのことはあり、クオリティを考えたらむしろ安い。

 写真下左はマスマンカレー。日本のビーフカレー(違うのは肉塊ゴロゴロ)みたいな味で、日本人の口に合います。

 写真右は、白身魚のフライに定番のSweet Sour Souceをかけたものだけど、これがカミさんには激賞モノに受けてました。素材はいいし、揚げ油の質はいいし(ここ重要!それに質が悪いと彼女はてきめんに気分悪くなるからすぐ分かる)、揚げ方は上手だし、やたら沢山量はあるし。
 そして何よりも、ともすれば似たり寄ったりのモッチャリ味になりがちなSweet Sour Souceが、その場で丁寧にシェフが作ったと思われる秀逸さでした。甘すぎず、また中のツブツブ薬味もシャキシャキして美味しかったです。

2014年03月追記:先月食べて、相変わらず健在でした。


スパイス・ミー・アップ Spice me up
18 Pacific Highway ST LEONARDS NSW 2065
Tel/Fax 9439 9898
WEB :http://www.spicemeup.com.au/
 これは典型的なAの「近所の美味しいタイ料理屋さん」です。
 セントレナーズ(St Leanards)駅近くのビジネスマンのランチ場所であると同時に夜も営業している。
 @のようにカッコいい内装なのだが、味は確実。しかも、夜に3コースで一人で20ドルという、昨今のシドニーの相場からしたらありえないリーズブルさ。よくこれでやっていけるなと思うのだが、尚も健在。

 ウチ(Lane Cove)から車で飛ばして5分という好立地なので、ここ数年、非常によく利用してます。特に電話でテイクアウェイの注文をしておいてから取りに行くというパターンが多いです。中で食べても気持ちいいけど(夜はガラガラで殆ど待たずに食べれるし)。

 2013年07月注記:カミさんの話だと、最近味が落ちたと。一回ポッキリではなく複数回での印象なので、経営者やシェフが変わったのかもしれませぬ。


Thai Expression Cuisine
221 Great North Rd、Five Dock NSW 2046
(02) 9713 9669

 
thai expression

 2013年07月注記:最近休みが多いし、電話かけてもつながらないしで、安否が気遣われています。

2014年03月追記:無事健在していることが確認されました。スタッフも、味も、値段も従来通り。


   Strathfieldからノースに夜帰る途中、テイクアウェイ・ショップを探しているときに見つけたお店。いつもやってるし、車停めやすいし、気に入ってます。

 そういったドライブ・フレンドリーな点だけでは勿論なく、値段と質ともにナイスです。タイ料理屋は滅茶苦茶多く、またもともとが美味しいから、適当にフェバリットなお店だったら、お住まいの近くに割と簡単に見つけられるでしょう。日本のラーメン屋さんみたいな感じ。だからそれほど頑張って食べ歩くこともないし、紹介するまでもないのかもしれないけど、この店はちょっといいなと思いました。

 どこが?って言われても困るんだけど、味のレベルが普通の店よりもワンノッチ深いというか高いというか、「あ、これ美味いわ」って思う。別にそんなにびっくりするようなメニューがあったり、何がどうということはないのだけど、一つ一つがちょっとづつ抜きんでているというか。あ、メニューでいえば、珍しく(のかな)、トムヤンクンではなく(スープではなく)、トムヤン焼き飯がありました。トムヤンフリークのカミさんがトライしてましたが、ちゃんとトムヤンのチャーハンになってて、しかも無理矢理感がなく、自然にそうなってるという。美味しかったです。

 でもって安いです。タイ料理は大体安いんだけど、でもノースとか高い店もありますよね、大した味でもないのに。ここは街道に面した路面店で、庶民的な佇まいで、お値段もリーズナブル。ローカルに愛されている店だと思いますが、通りすがりに入っても吉。



Thai Tucka
758 Pacific Hwy, Gordon NSW 2072
(02) 9498 1122
WEB


 この店は偶然発見したのではなく、かなり気合入れてネットで調べまわって見つけました。チャラ系のタイ料理屋がほとんどのシドニーの場合、検索するにも「オーセンティック(authentic, 正統派、本格派)」という検索ワードを工夫し、、、と。その中で当たりだったのがこの店です。

 場所は、アッパーノースのゴードン(Gordon)。閑静な高級住宅地のこのあたりに、なぜ本格エスニック料理屋が?という疑問もありつつも、富裕エリアだからこそ本格的な店をぶつけた方が安定経営できるという戦略上のナニがあったのでしょうか。

Yum Talay/シーフードサラダ
ちゃんとフレッシュに辛いのが良い
なんだっけなこれ?
チキンと野菜炒めなんだけど、Grata(Sizzling chicken=ジュージュー熱々炒め)だったかしら?
 でも、あ〜んまりビジネスビジネスしてなくて、20年前に僕が来た頃のオーストラリアのタイ料理屋さんだと思います。つまりあくまでもローカルのレストランとして店を開き、インテリアでいえばタイ独特の仏像その他を並べているくらいの、まんま「昔ながらの」お店でした。経営なんちゃらって小賢しいものが出てくる前の感じですね。

 例えば、相変わらず酒類ライセンスは取らず、BYO一本だけでやっている潔さ。そしてローカルのオーストラリアに溶け込もうとする、健気なまでの西洋風のマナーの良さ、フレンドリーさ。事実、お店のHPをみると20年前からやってるそうです。値段も、この立地と質にしては馬鹿安なくらいに抑えているし。こういう店を探していたのですね。

 メニューも、なかなかお目にかかれないようなオーセンティック(なのかな?)が並んでて、攻略するのに時間がかかりそうで、楽しみです。

 4回食べて4回とも当たりだったので、まずは安定的かと。
 また、いつぞやえらく混んでいて待たされた時は(ってほど待たされたわけではないけど)、お店から「これはサービスです」と一皿(結構デカい)無料で出してくれたり。

場所柄、日本人の駐在さんや永住者にも有名じゃないかしら。


★惜しい店を無くしたシリーズ
インサノン Inthanon  336 Darling St, Balmain TEL:9810-6121
Ploy Thaiを除けば、タイ料理店の中では未だにベスト。雰囲気も良かったし。まだ悔やまれます。

タイ・クック・パーク Thai Cook Park
635 Harris St, Ultimo NSW 2007
つい先日見つけたと思ったらもう店名もメニューも変わってしまってました。回転早すぎ。

★無くしたかどうか微妙なシリーズ
クロッコダイル・ジュニア/Crocodile Junior(Newland Street、 Bondi Junction)
 どってことない店だけど、実は美味しくて安い隠れたオススメ、、、だったのですが、2010年になって久しぶりに行ったら店が変わってました。同じ場所に同じようにタイ料理屋はあるのだけど、店名は変わってるし、味も特に素晴らしくもなくなってました。その代わりシティのチャイナタウン、Goeroge St沿いに、クロコダイル「シニア」という店を発見しました。車で通りすぎただけなので味は確認していないけど、移転、ないしは同族と思われ。

2014年03月追記:WilloughbyのPenshurst St、Victoria Rdとの交差点近くに、同じロゴのクロコダイル・タイ料理店を発見したので入ってみました。聞いてみたらやはり同族だったようです。もっとも味の方は、それほどでもなかったです。いわゆるオージー向け〜って味でした。



★韓国料理


韓国人の町、キャムシー(Campsie)Strathfield、あるいはノースではEastwoodに行けば、沢山の韓国レストランがあります。ただ、キャムシーは一時期よりも韓国料理屋が減り、その分チャイニーズが増えてきています。その意味では、StrathfieldやEastwoodの方がよりKorean Townになってるかもしれません。


セ・ジョン Se Joung
68-72 Evaline Street、Campsie NSW 2194 Phone (02) 9718 4039
 ここんとこ無沙汰ですが(2013年時点)、韓国料理を食べにいくといえば、ダントツでここでした。
 キャムシー駅から徒歩3分、ウールワースの隣に、地味にあります。
 うれしいのはお座敷もあること。店の半分がマンションの集会場みたいなお座敷(畳はないけど)になっていて、座卓で焼肉できます。

いっときほど安くはなくなったけど、それでもガソリン代使ってキャムシーまで行こうと思わせてくれるだけのコストパフォーマンスがあります。結構1人前の量がありますので、日本の焼肉のように調子にのって頼みすぎると大変なことになります。




BCD TOFU HOUSE
74-76 Rawson St、Epping NSW 2121  (02) 9868 4300

 教えてもらったエッピングの韓国料理、それも豆腐料理のお店。
 2回食べて、いずれも安定的に美味しかったので紹介します。

 場所は、EppingのColesの向かいのビルの地下一階。
 Epping駅前の殺風景なくらいの大通りであるBeecroft Rd(Epping Rdが右折して名称が変わる)、それとT字路で交わるCarlingford Rd、そしてBeecroft Rdと平行に走るRawson Stがあるのですが、この店のビルはこの3つの道路に囲まれている角っちょの大きなビルです。

 地下一階といっても、写真をみればわかるように外から入れますので「一階」といっても良いのでしょうが。まあ、行けばわかります。

 Eppingは、コリアンタウンのEastwoodのすぐ北だから韓国系のお店が多いです。というか開発が進んで増えてきた。20年前のChatswoodみたいな感じになりつつあります。

 料理は、写真にあるように「SOON DOO BOO」という豆腐料理、豆腐の入ったチゲ鍋みたいなものです。

 ただし、豆腐も美味しいんだけど、むしろ特筆すべきは豆腐以外のもの、すなわち、ご飯+付け合せの小皿がもっと美味しい。日本料理でいえば「ご飯と味噌汁と漬物」に相当するような、ありきたりの一品づつなんだけど、それが美味しい。ということは「底力が凄い」「ちゃんと作っている」ということでしょう。

 オーセンティック(本格・正統派)ということなのでしょうが、確かに食べに来ている人は韓国系の人ばっかでした。

 その美味しさはちょっとビックリするくらいで、連れて行ったカミさん(韓国料理はビビンバと焼肉くらいしか食べないし、それほど好きでもない)が、「生まれて初めてキムチを美味しいと思った」と感動してました。確かにこのキムチは全然辛くないけど、発酵がすごい。辛味ではなく旨味。また、甘いレンコン煮も秀逸。

 そして、ご飯が良い。スペシャルライスという4ドルくらい余計に払うものですが、本格的な石焼釜飯で、ウルチ米のようにモチモチしてて、しかも豆とかギンナンが山ほど入ってて、超美味。ゴハン好きなら、ゴハンだけでも食べにいく価値はあると思います。

 で、本番の鍋料理ですが、当たり前のように美味しいです。見た目ほど辛くないです。
 グツグツ煮立った状態で持ってくるので、超熱々で、最初は味もよく分からないのですが、しばらくすると冷えてきて味がよく分かります。で、美味しいことがわかる。シーフードはちゃんと海鮮だしが出てるし、縮んで一瞬気づきにくいけど牡蠣が沢山入ってます。生卵を最初に自分で割り入れると、あとでほっこり温泉卵状態になります。

 とにかくアツアツなので、舌を火傷しないようにしてください。二回目に行った時、がっついて舌を思いっきり火傷してしまい、テンポラリー猫舌になってしまい、「うまっ、あつっ、いたっ」ばっかり言うはめに。

 豆腐定食みたいなものですが、普通のライスで15ドル、スペシャルライスで20ドル前後で、一瞬高いように思うのだけど、食べてみたら「安い!」と思った。ご飯好きならスペシャルライスをどうぞ。(以上、2013年07月初稿)


 

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食のDIY 自炊の超実戦ノウハウ
第1回:料理の基本構造とその応用(1)ストック+調味料の二重構造
応用としての洋風スープ/シチュー、ホワイトソースとトマトソース、中華スープ&炒め物
第2回:基本構造の応用(2) 和風編
 うどん・蕎麦の麺つゆ系、煮込み料理系、丼系。インスタント食品は要らない(自分で作れるカレー、釜飯、麻婆豆腐など中華系)
第3回:基本構造の応用(3) エスニック編
 イタリア料理、タイ料理、インド料理
第4回:実践&食材調達編 (1)
 サンドイッチ編 基本コンセプト、パンの選定、具の選定、製作
第5回:実践&食材調達編 (2)
 ソーセージの偉大な効用
第6回:実践&食材調達編 (3)
 お米、ご飯編


シドニーレストラン情報
総論-多様な食文化と参考文献・サイト
ヨーロッパ系
1:イタリア料理編
2:ギリシア料理編フランス料理編ポルトガル料理編ドイツ料理編
3:モダン・オーストラアン編 オーガニック料理編チェコ料理編その他
CAFE系
その1 : オーストラリアのコーヒーの種類と解説
その2 : カフェランチ編(1)
その3 : カフェランチ編(2)
インド料理系
アジア系
     ベトナム/タイ/インドネシア
中華料理系
日本料理系
その他
     トルコ/レバノン/モロッコ/アフリカ/ネパール・チベット/ペルー

料理エッセイ
料理凡人によるしょーもな料理録
その1:能書き
その2:カツオのタタキの巻
     〜オマケ:カツオ一尾→刺身までの簡単解説
その3:麻婆豆腐の巻
関連
フィッシュマーケットで魚を買って調理するダンドリをまとめたエッセイ(今週の一枚エッセイ123回)
  鯛→湯霜作り、鯛茶漬け、潮汁。オコゼ→薄造り、骨せんべい。マナガツオ→煮付け、味噌漬

★シドニーで台所を預かるプロフェッショナルな男の料理について、経営学的アプローチを施した力作
 Essay 153/「男の料理」について
 Essay 154/続・「男の料理」について

★(日本食も含めて)料理のことだけ考えてシドニーに住むならどこがいいかというお気楽な話。プラス鯛の塩焼き→鯛雑炊の作り方
ESSAY/ 料理のおはなし

★シドニーのテイクアウェイ(テイクアウト)についてのエッセイ
 Essay14/TAKE AWAY
★シドニー現地でのお手軽アジア系インスタント系食品
 Essay33/面倒臭い感覚細胞


★メルボルン家庭生活向上研究
1.食材の工夫/日本はアジアの一部
2.食べたいときが工夫のチャンス/こんなものいかが?
3.Never Give Up/挑戦しよう高級難度

世界の料理のレシピー
★世界の料理のレシピ、奮闘録
各国料理を見よう見まねで作ってみようと挑戦。
中華チマキ、バジリコのスパゲティなどお馴染みのものから、ムサカやタブーリ、ガドガドなど、日本ではまだマイナーな料理まで、画像入りでご紹介。