シドニーにドイツ料理の店は少なく、あまり見かけません。知人のダンナさんがドイツ人で、彼がたまたまシドニーに来ていたとき、「こんな店もありますよ」と教えてあげるために調べただけで、まだ行ってないです。
ガイド本によると、スープ$4、牡蠣1ダース$13.5,メインも$11.50から$15.80ということでリーズナブル。おなじみ腸詰め、ジャガイモ料理、キャベツ料理などがあります。場所は、シドニー西南。キングジョージ通りはM3でもある大通り。Bevely Hills 駅のちかく。空港から真西に8キロくらいでもある(この距離はセントラル駅からライカードくらいか)。
→後日談:ついに行きました!
想像していた以上に広いわ、内装はセンスいいわで、結構「ちゃんとした店」でした。店内にはかわいい民族衣装を着たおばさんが忙しげに立ち働いていました(ああ、あれは民族衣装だったんか(田村談))。
ドイツといえば、ビール。ビールに関しては酒類取扱免許を持っているけど、ワインはBYO。メニューには数種類のドイツビールがありましたが、注文したドイツの黒ビールのラベルにさりげなく「生」という漢字があって、一瞬「あれ?」と思ってよくよく見たら、台湾からの輸入品でした。本国は遠いから、台湾から取り寄せた方が安上がりなのでしょうか??(でも美味しかったよ(T))。
さてさて、料理の方はいかがなものか? 前菜に食べたうなぎの薫製 smoked eel は淡白で上品な味。小さな皿にところ狭しと盛り付けられた「付け合わせ」と思われる野菜やらソースやらがおいしく、一体どれが主人公なのかわからない一品でした。充実した中身(ミンチ)にやわらかく煮えたキャベツに包まれたロールキャベツ cabagge roll もオススメ。ハムステーキのような豚の薫製 kasseler も、ニジマスのムニエルも、まるで日本料理のようにあっさりさっぱりした味で全然違和感がなく、「ドイツ料理を食っているぞ」という実感がわかずに困りました。
特筆すべきは、付け合わせのジャガイモ料理でして、これが各皿ごとに若干違うのですが、どれもうまかった。さすがジャガイモの国だけあって、ジャガイモをおいしく食す方法には凝り倒しているのでしょう。
感動したのが、ポートワイン。1杯$2.50のと$3.50のがありますが、安いものは甘くて飲みやすく、高い方は10年ものとあって奥深い味わいがあっておいしい。調子に乗ってグイグイやるとあとで効いてきますがそんなに飲めなかったけど(運転したから、一口飲んで「あ、こら、キツイわ」で諦めましたが、次回は心ゆくまで飲みたい。運転してくれ/T)。
さらに最高に感動したのが、ドイツのケーキ(だろう)、Bienenstich。英語の説明を読んでもちっとも想像できなかったので、試しに注文したのだが、これが大ヒットでありました。上品なカステラとスポンジケーキのあいのこのような、しっとりしていながらふんわりしたスポンジ部分に、甘さをグッと抑えたホイップクリームが挟まっていて、ほんのりお酒の香りがする(ような気がした)。単純なクリーム&スポンジケーキなのに、すごいおいしい。オーストラリアのこってり甘いケーキに慣れた身にとっては、久々に甘さで勝負してない上品なお菓子に出会えて、すごい幸せな気分でありました。
室内の冷房が効きすぎじゃない?と、冷房ギライの私は思ったが、我々以外に誰も寒そうにしている人はいなかったので、世間の人々にとってはあれで丁度よいのかもしれない。が、もしかしたら「ドイツの気候」に設定することで、おいしくドイツ料理を満喫できるようにという、お店の細かい配慮なのかもしれない(そんなこたないか)。(俺は寒くなかったよ/T)
★97/8月に行ってきましたが、ケーキに関する記述を変更します。今回はそんなに美味しくなかった。まあ、まずくはないのだけど、わざわざ食べに行くほどの出来ではない。うーむ、レストランってこういうことが良くあるのですけど、シェフが替わったのか、忙しくて手を抜いているのか(確かにこの日は客が多くて忙しそうだった)。