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 あしたのために(その3)〜携帯電話編(1)




ワーホリ実戦講座 INDEX

1:ワーホリとは?近年の環境変化
1−1:グローバリゼーションの読み解き方とワーホリの新活用法
1−2:ワーキングホリデー・ビザの取得方法
1−3:二回目ワーホリ

2: Watershed(分水嶺)運命の分かれ道〜 あまりに高い言葉と文化の壁
3.初期において「やる気」を「経験」にエクスチェンジすること
4.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その1(バスを制覇せよ)
5.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その2(地図を入手せよ)
6ー1.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その3(携帯電話を入手せよ)
6ー2.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その3(携帯電話編 その2)

7.シェアを探そう〜100%英語環境でのシェア探しがなぜ成功の第一関門になるのか?
※↑関連シドニーシェア探し入門を参照

8−1.仕事をしよう(その1) 仕事の効用 
8−2.仕事をしよう(その2) 仕事の探し方 日系〜ジャバレス編
8−3.仕事をしよう(その3) 仕事の探し方(2) 日系その他編、ローカル編
8−4.仕事をしよう(その4) 英文履歴書・実戦例

9−1.ラウンドのススメ(その1) 
9−2.ラウンドのススメ(その2) 
9−3.ラウンドのススメ(その3) 宿について
9−4.ラウンドのススメ(その4) 一人旅、車の旅

10−1.2年目ワーホリの難しさ(その1) 
10−2.2年目ワーホリの難しさ(その2) 「ワーホリ定食」論
10−3.2年目ワーホリの難しさ(その3) ゼロベースからの自家製メニュー
10−4.2年目ワーホリの難しさ(その4) 余談(自分の場合)と結語


6.携帯電話を入手すべし(その1)

STEP 01 : 携帯電話は必要か?


 携帯電話へのフェチ的愛情は全く持ち合わせておらず、どっちかといえば冷淡な僕ですが、それでもこちらにワーホリや留学で来られる人にとっては、必須アイテムになろうかと思います。ある意味では、日本よりも必要になろうかと思います。理由は幾つもあります。
 

理由その1、ボヘミアン・ラプソディ

 あなたが現地に来た場合、言うまでもないですが、定職も定住所もないです。学校も無限に通うわけではないし、ステイやシェアもテンポラリーです。だからあなたは「住所不定無職」になります。自由を愛する放浪の民、ボヘミアンになります。携帯でももってくれないことには、ボヘミアンなあなたへの連絡方法というものが無いのです。

理由その2、シェア探しその他で活用する場面が多いこと

 ネットカフェや学校などの掲示板でシェア情報を頑張ってメモするくらいなら、その場で掛けてしまえば済みます。シェア広告というのは、既に入居者が決まってしまったからといっていきなり削除されるものではないです。ですので、10件電話して7件既に入居済というケースも普通にあります。でも、10件分のシェア広告をメモするのは大変です。電話番号、料金、内容、条件、場所、いちいち書き取ってたら30分くらいかかります。あとでまとめて電話したら実は全部スカだったらアホみたいです。「いいな」と思ったらその場で電話しちゃえばいいです。アポが取れたものだけメモしておけばいい。それにいちいち公衆電話を探して電話するのも大変ですよ。

理由その3、ヘルプ電話

 例えば、シェアのアポをとったはいいけど、バスに乗り間違えて「すみません、遅れます」と連絡したり、行ってみたけどそれらしい建物がわからないとか、建物はわかっても入り方がわからないとか、そういう事態は多い。「着いたら電話しろ」と言われる場合もある。また、僕にヘルプ電話をかけることもあるでしょう。妙なバスに乗ってしまって、真っ暗な森の中に降ろされてしまった!とかね(実はよくある)。公衆電話を探すこと自体大変です。

理由その4、公衆電話がアテにならないこと

 こちらの公衆電話は少ないですし、あっても半分くらい壊れてたりします。ついで言っておきますと、公衆電話は50セントですが20セントくらい入れても発信音が鳴り電話がかけられるものもあります。でも、この場合、つながった瞬間切れてしまいます。「もしもし」の「も」を言った時点で切れる。ウチにもよくその種の電話がかかってきますし、それも続けて4度も5度もかかってきて、「早く気付いてくれえ!」と思います。

理由その5、精神安定剤

 24時間完全英語生活が延々続くと発狂したくなります(笑)。いや、ほんとだって。そんなとき、夜の無料通話時間(後述)に、知りあいの日本人に日本語で愚痴の一つもこぼしあうというのは、精神健康に資すると思います。それに、毎日が新しい発見で、頭の中は新知識&新感想で一杯です。誰にも言わずに貯めておくとツライです。「今日さー、一件シェア見に行ったんだけどさー、そこがすっごい感じ悪くてさ」とかね、言いたくなるもんです。言ったらスッキリもします。ただし、掛け過ぎてあとで料金明細を見て青ざめないように。

理由その6、待ち合わせの成功率が低いこと

 こちらの生活に馴染めば、日本との連絡は疎遠になりがちですが、その代わりこちらで数十、数百人の人と知り合います。でもって、皆さん結構いい加減。待ち合わせに来ないオージー、早々にオージー化が進行している友人等に、「どないなってるんじゃい!」と電話をかけたくもなるでしょう。それに、お互い現地不案内の留学生同士、待ち合わせ場所を決めたはいいけど、お互いカン違いして全然別のところで待っていたという話もよくあります。"in front of the statue of QVB"と言われて、"OK!"とか言いながら"statue"の意味を誤解しているとか。

理由その7、シェアや仕事のチャンスをゲットするため

 その1と重複しますが、シェア探しあるいはバイト探しで、相手や留守電に「よろしかったらいつでもご連絡ください」と言いたくても、自分の電話番号を持ってなかったらそれも出来ません。効率悪いです。


 というわけで、日本とは全く違った利用の仕方というのがこっちでは色々あるわけで、だから持っていたほうがいいだろうなと思う次第です。
 以上の理由を全て考えて、「いや、それでもワタシは要らない」というのであれば、それはあなたの聖なる決断ですから尊重します。ただ、決断をするにあたって、知っておくべきことはあるということです。知らなきゃ決められない。


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STEP 02 : 携帯電話の複雑な契約システム

 現地の携帯電話の契約システムは、おそらく日本もそうでしょうが、かなり複雑です。僕もよく分かりません。
 なぜかというと、まず電話会社が沢山あります。DOCOMOに相当するテレストラ、二番手のオプタス(携帯に関しては一番手かも)、三番手のヴォダフォーン、その他オレンジとかM3とか細かい会社が沢山あり、しかもちょっと目を離したスキに三番手以降がといきなり合併してたりします。これが縦糸。

 横糸に携帯電話のメーカーがあります。シェア1位はNOKIAらしいですが、他にもパナソニックがあり、サムソンがあり、LG、ソニー・エリッソン、シーメンス、モトローラ、、山ほどメーカーがあります。そして、それぞれのメーカーが十数機種を出しています。でもってスマホ市場になったので、Appleが突出し、NOKIAが落ち込み、またグチャグチャになってます。

 このタテ糸とヨコ糸を織りなすところに、ショップがあります。電話会社直営店、純粋な代理店、そして家電ショップがあります。それぞれが趣向を凝らした商品、パッケージ、キャンペーンをやっています。

 例えば、テレストラの月々基本料金20ドルプランというのがあったりします。これは基本料金が20ドルなのですが、通話料金が1分1ドルで、これに加入し且つ24ヶ月契約すると、NOKIAの○○という機種を半額で売りますという内容だったりします。同時に、同じテレストラの300ドルプランだと金料金は月300ドルなのだけど300ドル分無料通話がついてきて、しかも1分50セントで、さらに機体もはるかに上位機種800ドル相当を無料でプレゼント、、という具合です。このような順列組み合わせが、各ショップで展開され、極端な話毎週どこかで新商品、新キャンペーンをやってるわけです。「今なら0ドル!」とかね。また、内容も料金と機体だけではなく、「携帯会社乗りかえ自由」とかあらゆるサービス部分にリンクされてたりします。

 このように、ほとんど無限といってもいいくらいのバリエーションの中から選ぶわけで、リアルタイムに全てを正確に把握してる人なんか、いないのではないかと思われるくらいです。だから、僕にも「分からん」と。

 じゃあどうしたらいいのか?というと、次に述べる日本人のショップでお求めになるのが無難だと思います。

 もし、「これも勉強だ!」で、しっかり現地の携帯事情や騙しに近い販売テクニックの実態を知りたいのならば、オーストラリア最強の消費者団体CHOICEの特集記事を読んで勉強されるといいです。例えば、Mobile phone plans buying guideCapped mobile phone plansなど。後者は"Capped Plan"といわれる「幾ら使って月額上限○ドル限り」という上限定額制の「嘘」のことです。また、通信関係の消費者団体連合体ともいうべきACCAN(Australian Comminications Consumer Active Network)も啓蒙活動をしています。”this widespread reliance on “confusopoly”, where incomparable and complicated tariff structures are intentionally designed to bamboozle consumers. Famously, Teresa Gattung, former CEO of NZ Telecom, once referred to the use of confusion as the telecoms industry’s “chief marketing tool”.”なんてくだりは、いい社会勉強であり、英語の勉強になります。


STEP 03: どこでゲットすればいいのか?


 多くの場合、僕は日本語に頼るな、現地社会に入り込めと僕は言ってますが、こればっかりは日系ショップで日本語でやったほうがいいと思います。理由は4つあります。

 理由その@は、上記の複雑な携帯システムを英語でばーっと説明されて理解できるか?です。それにこの種の英語は営業トークですから、ネィティブが聞いても、「おお、いいじゃん」って思わせるように喋ります。「なんだ、よく考えてみたら全然安くないじゃん」とか思ってもらったら困るわけですから、一見論理的だけど実は全然論理的ではないような言い方をするケースも多々あるでしょう。ウチによく訪問セールスが来ますが、「こう言え」というマニュアルがあるのでしょうね、肝心なことを聞いても答えをはぐらかされるようなこともあります。それで時々言い争いになったりするのですが。その点、日本語だったら話は早いでしょう。「結局、どれが一番安いのですか」と急所的質問もズケリといえるでしょうし、「何言ってるか理解できない」ってことがまずないですから。また、ワーホリ・留学生用の商品など限られていますから、構造もシンプルです。

 理由そのAは、地元携帯をゲットしてしまうと、当たり前ですが、ブ厚いマニュアルは全部英語です。辞書をひきひき読みこなせば英語力もつくでしょうが、しんどいです。日系ショップの場合、どこでもペラ一の紙に簡単な説明書を印刷したものをくれるでしょうし、最初に口でも説明してくれるでしょう。

 理由そのBは、今やオーストラリア現地においては日本人はビンボーだということです。地元オージーや、中国人留学生の方がよっぽどリッチだったりします。逆に言えば、日本人が一番お金にうるさい。日本人がリッチだった頃は、地元店よりも日系店の方が高いというのが相場でしたけど、今はそうともいえません。

 理由そのCは、地元の携帯屋さんは当たり前ですけど地元民を相手にしてます。ビジターとはニーズも契約条件も変わってきます。例えば、24ヶ月申し込むと安くなるとか、そんなの長く住めなかったら意味が無いです。後述のプリペイドは地元民用に広く売られてますが、レンタルというのは地元民用には普及してないです。


 シドニーでの日系の携帯電話屋は、地元の日系コミュニティペーパーの広告を見れば一目瞭然にわかるでしょう。沢山あります。タウンホールというシティのド真中を基点に、半径200メートル範囲内だけでも、トラトラ、ニッテル、パトちゃんの携帯電話などが密集しています。こういうところでは、日本人しか居ませんし、全部日本語で相談できます。というか英語を喋ったら浮きます(^^*)。

 もっとも僕自身は地元民なので、オージーショップで買った「地元携帯」です。ですので、これらのワーホリさん用の各ショップの優劣や内容はそんなによく分かりません。これら日系ショップは、大体が半径200メートルのところに密集してたらですね、どこかが突出して高かったり、安かったりするってことは、まずないと思います。あとは、商品内容ですが、微妙に違うようですね。気になる人はショップアラウンドされたらいいです。ただし、後でも述べるように「正解なし」だと思いますから、適当に見切りをつけてチャッチャと購入したらいいと思います



STEP 04 : レンタルVSプリペイド

 日本人のワーホリさんの場合に限って言えば、大きく二つのパターンに分かれます。一つはレンタル携帯、一つはプリペイドです。

 レンタルの場合は、クレジット番号を伝えてあとで利用料を引き落としてもらう方式であり、多くの場合(半年以上の長期であれば)レンタル料は無料になりますし、初動資金はゼロでしょう。あとは毎月の基本料金ですが、今は大体月2000円以下になってると思います。2000円基本料金がかかり、2000円分通話することが出来るという感じです(使っても使わなくても最低2000円かかる)。

 プリペイドの場合は、まず機体を買わないとなりませんが、これが100ドル前後します。大体1万円前後ですね。あとはチャージ用に20ドル券などをを買ってリチャージして使うという感じになると思います。

 プリペイドはもともとが暫定使用のもので、機体も安い分だけオモチャみたいで寿命がもともと1−2年くらいのものです。レンタルは本来の買取をレンタルに出してるだけあって機体の値段も500ドル前後のいいものを貸してくれるようです。もっとも、1年内外の滞在だったらオモチャであっても充分でしょうし、携帯なんか本来が消耗品ですから遅かれ早かれバッテリーがヘタったりします。また、レンタルの高級機種であったとしても、常に新品を貸してくれるわけではないので、耐用年数末期のものが当ることもあるでしょう(償却が終わった古いものは、「もう返さなくていいですよ」って言ってくれる場合もあるようです)。

 ただ、所有権の帰属に関しては、レンタルとプリペイドはハッキリ違います。プリペイドは自分のものなので無くしても壊しても自分が損すればそれで済みますが、レンタルの場合は他人様のものなので弁償しないとなりません。そこは違いますね。

 僕が思うに、プリペイドとレンタルの最大の違いは、料金キャップ(蓋をして上限を設定すること)ができるかどうかでしょう。
 プリペイドはリチャージしないとそこで強制的に通話が止まります。だからあまりお金を使いたくない人には向いてます。レンタルはクレジット決済ですので、いくらでも喋ることが出来ます。便利なんだけど料金は青天井で恐いです。しかし、ここぞというヘルプ電話の最中にリチャージ切れで終わりというのは、かーなり切ないものがあります。「あ、田村さん!ちょっとマズイことになりまして、実は、、」でブチッと切れてしまうという。

 また、オマケについてくる無料電話など特典の範囲がレンタル(買取)の方が広いという点もあります。
 例えば、ドコモに相当するテレストラ、二番手に相当するオプタスという会社があります。そして、客寄せのためにある条件では通話料無料というサービスをしたりします。タダ電ですね。大体夜間に一定時間だけ無料にするのですが、オプタスの場合は、オプタス同士だったら夜の8時以降20分間無料というサービスをするとします。19分で切って、かけなおせばまた無料になります。しかし、レンタルの場合は(これは本質的には買い取りをレンタルするもの)、相手がレンタルだろうが、買取だろうが、プリペイドだろうが無料ですが、プリペイドの場合は相手がプリペイドでないと無料にならないという欠点があったりするわけですね。

 なお、注意が必要なのは、この種の無料サービスは客寄せ&ユーザー囲い込みのための「甘い餌」だということです。それゆえ年がら年中条件が変わったりしますから、リアルタイムに注意してください。調子に乗って喋ってたら「先月末で終了」なんてことにならないとも限らない。あと、これは未確認なのですが、20分無料といっても、21分話してしまった場合1分だけ有料になるのではなく、21分全部が有料になるかもしれないということです。いや、本当のところは知りません。調べたらすぐに分かることでしょうが、今調べたところで、明日なったらコロッと規定が変わってるかもしれません。ですので、勝手に甘く推測しないで、辛口に判断しておいた方がいいです。こっちの会社というのは、やることが大胆というか、アグレッシブというか、セコいというか、バーゲン!で破格に売りつけておいて、翌月から毎月のようにガンガン値上げしたりするのも珍しくないです。ですので、お気をつけて。

 さて、これらオプタスの特典攻勢に業界一番手のテレストラも対抗するのですが、例えば10分しか無料にならないのですが、その代わり相手を問わないというワザを繰り出してきたりします。相手がテレストラだろうが、オプタスだろうが、”3”だろうが無料です。でも10分だけという。

 これだけ見てると、10分しかないけどテレストラが相手を選ばないからいいじゃないかって気になるのですが、よく考えるとこれは自分がかける場合の話ですよね。電話というのは自分がかけるときもあれば、相手がかけてくるときもあるのです。相手からかかってくる場合を考えると、相手もテレストラだったら無料だから自分にかけてくれるけど、相手がオプタスだったら無料にならないからかかってこないことになります。電話というのはかけてもらうのは絶対無料ですから一番都合がいいのですね。

 そうなると同じワーホリさん同士の場合、どっちのシェアの方が大きいかという話になり、そうなるとオプタスの方がやや多いかなということになり、「むむ」と考え込んでしまうのですね。これがすなわち「ユーザーの囲い込み戦略」ってやつですよね。

 このように、ワーホリさん御用達のようなタイプに限っても、オプタスにするかテレストラにするか、買取(レンタル)にするかプリペイドにするか、無料特典はどっちがどれだけ結局得なのか、考え込んでいくとわけわからなくなります。

 同じワーホリさんでも、「これがベスト」という意見は人によってさまざまです。誰もが自分のものをベストだと言ったりするのですが、ライフスタイルは人さまざまですからね。例えば日本人の友達ばっかりいて、いつも長電話してるような人にとっては、無料通話イノチになるでしょう。しかし、日本人友達が少なく、かかってくるときは殆ど英語電話だという人は、長電話したくても出来ないから無料通話はそんなにメリットにならないってこともあるでしょう。そもそも電話をそんなにかけない人もいるだろうし、電話がないと死んじゃう人もいるでしょう。意思が弱くガンガン使ってしまう人もいれば、そのあたりはキッチリしてる人もいるでしょう。だから、一概にもなんとも言えないです。

 一般論として言えば、他人からかかってくるよりも自分の方からかけるタイプで、しかも料金がかさんでいくのが何よりも怖いのでしたら、プリペイドの方がいいかもしれません。チャージが切れたらそこで終わりですから、使いすぎの抑制になります。しかし、かけるときはちゃんとかけたい、あるいは自分からかけるときは緊急電話系など、どうしても通話しないとダメという局面が多いのであれば、途中でブチッと切れてしまうプリペイドよりも、面倒のないレンタルがいいでしょうね。

 最終的には一長一短だと思いますし、そんなに深刻に考えなくてもいいかなと思います。
 それに無料通話の範囲で、「将来現地で自分の友達になる人々が持っている携帯会社は、オプタスが多いかテレストラが多いか」なんてことは、未来予知能力でもない限り、わかりっこありません。

 ですので、「正解なし」です。
 他にもやることは沢山あるのですから、適当に見切りをつけて、チャッチャとゲットして、次のステップに進んでください。

 強いて僕の意見を言うとしたら、最初は無難にレンタルでいいんじゃないかと思います。なぜなら、特に初動はシェア探しなどガンガン攻めていく時期ですし、英語電話だけでもハードなのに、これにリチャージカードがどうのとか面倒なことはやってられないでしょう。せっかく決まりそうなシェアがチャージ切れでボツになった虚しさはスゴイものがあろうかと。それに最初の段階では、青天井で幾らお金がかかろうと、どうしても必要な用件でかけているなら、それは正しく必要経費であって妙にケチるべきではない。それ以上のリターンがあるのだから、有益な投資です。確かに日本語でしょーもない愚痴電話を長々するというリスクはありますが、それは本人の心がけ一つですし、プリペイドだってリチャージし続けてやるヤツはやるとも言えますからね。それに最初からそんなヘタレ状況を前提に物事決めていいんかいって気もします。

 後半になったら、大分慣れているでしょうし、そのときの状況に応じて自分で選べばいいです。特にラウンドでファームに行ったりすれば、そもそも電波着外エリアに延々何ヶ月も住むようなこともあるかもしれないし、エリアによってはテレストラは強いけどオプタスは弱いなんてこともあるかもしれない。それに、長く居ればいるほど本国に帰る友人達から機体だけ無料で貰ったりして、あとはSIMだけ買ってくるとか、やりかたは幾らでもあります。人によっては幾つも携帯をもっていて、これは英語電話用、これは日本語用とか分けてたりして。

 まあ、正しくワーホリが進んでいけば、それなりにリッチになってる筈ですから、料金がどうのとかあんまり気にしなくなると思いますけどね。もっと大きなコトで頭がいっぱいになってたりするでしょう。例えば国際結婚に踏み切るかどうかとか、帰国して就活すべきか二回目ワーホリに突入すべきかとか。


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ワーホリ実戦講座 INDEX

1:ワーホリとは?近年の環境変化
1−1:グローバリゼーションの読み解き方とワーホリの新活用法
1−2:ワーキングホリデー・ビザの取得方法
1−3:二回目ワーホリ

2: Watershed(分水嶺)運命の分かれ道〜 あまりに高い言葉と文化の壁
3.初期において「やる気」を「経験」にエクスチェンジすること
4.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その1(バスを制覇せよ)
5.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その2(地図を入手せよ)
6ー1.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その3(携帯電話を入手せよ)
6ー2.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その3(携帯電話編 その2)

7.シェアを探そう〜100%英語環境でのシェア探しがなぜ成功の第一関門になるのか?
※↑関連シドニーシェア探し入門を参照

8−1.仕事をしよう(その1) 仕事の効用 
8−2.仕事をしよう(その2) 仕事の探し方 日系〜ジャバレス編
8−3.仕事をしよう(その3) 仕事の探し方(2) 日系その他編、ローカル編
8−4.仕事をしよう(その4) 英文履歴書・実戦例

9−1.ラウンドのススメ(その1) 
9−2.ラウンドのススメ(その2) 
9−3.ラウンドのススメ(その3) 宿について
9−4.ラウンドのススメ(その4) 一人旅、車の旅

10−1.2年目ワーホリの難しさ(その1) 
10−2.2年目ワーホリの難しさ(その2) 「ワーホリ定食」論
10−3.2年目ワーホリの難しさ(その3) ゼロベースからの自家製メニュー
10−4.2年目ワーホリの難しさ(その4) 余談(自分の場合)と結語