ワーホリ実戦講座(その1)
2010年08月17日改定



1.ワーキングホリデーとは何か?
日本人ワーホリをとりまく環境変化




ワーホリとは

 ワーキングホリーとは、Working Holiday Visaというオーストラリアのビザの一種類(Subclass 417)を取得した人のことです。

  ※ちなみに正確に英語で言えば、Woking Holiday Makers あるいは Working Holiday Visa holders です。こちらに来て、”I'm a working holiday."などと自己紹介すると奇妙な響きがあるので注意しましょう。「私は大学生です」というところを「私は大学です」って言ってるようなもの。自己紹介するなら、"I'm a working holiday maker."です。

 オーストラリアに入国するにはオーストラリア政府の許可が必要です。この入国許可、あるいは許可を証明した文書のことをビザ(入国許可証)と言います。オーストラリアのビザは細かく数えれば数百種類あると言われていますが、ワーホリはその中の一つです。日本人に関係するビザは、観光ビザ、学生ビザ、永住権、労働ビザ、退職者ビザなど多々ありますが、ワーホリビザくらい使い勝手の良いビザはなく、その便利さと自由度は永住権に次ぐものだと言っていいでしょう。なぜなら、「働いてもいいし、何もしなくてもいい」ビザはワーホリと永住権くらいしかないからです(あとは投資家退職者ビザくらいか)。

 観光ビザは働けませんからお金が無くなったらサヨナラです。学生ビザは出席率も80%以上をキープしないとならないので、3ヶ月も4ヶ月もラウンドに出るということが出来ません。労働ビザは、そもそも取るのが大変なうえに、クビになったらそれまでです。その点ワーホリの場合は、同じ雇用先に6ヶ月まで、学校も4ヶ月までという制約がありつつも、働くことも、学校に行くことも、旅行にいくことも、ボランティアすることも、逆に何もしないことも出来ます。一生に1回(+1回)、1年(+1年)、30歳までという制限はありますが、申請すればほぼ誰でも貰えるという意味でもお値打ちなビザだと思います。

 ワーホリはどの国の人でも出来るというものではないです。オーストラリアがワーホリ条約を締結している国の国籍を持っている人でないとダメです。オーストラリアの締結国はどんどん増えて、日本、イギリス、カナダ、オランダ、アイルランド、ドイツ、マルタ、韓国、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、香港、ベルギー、キプロス、デンマーク、エストニア、イタリア、台湾です。

オーストラリアにおける日本人ワーホリの比率

 2002-03のオーストラリア政府が発行した全ワーホリビザ総数は8万8758、内訳はUnited Kingdom 39 711、Ireland 11 128、Japan 9 711、Germany 7 558、Canada 6 230、Netherlands 5 858 です。「ワーホリ」と聞くとなんか日本人ばっかりのような印象をもたれるかもしれませんが、日本人ワーホリは、この時点で、全ワーホリ数の10.9%に過ぎません。ちなみに同じ時期に3万人のオーストラリア人がワーホリとして海外に出て行ったそうです。

 03-04年の統計によると、総数9万3760人。一位が相変わらずイギリス(United Kingdom)の 35061人、二位アイルランド12260人、三位に日本9943人、次にドイツ(9700人)、韓国(9,522人) 、カナダ(6517人)、オランダ(3036人)です。日本人ワーホリ数もコンスタントに増えてますが、全体はもっと増えてますので、日本人率は10.6%まで下がりました。しかし、この時点では、まだ日本は不動の三位をキープし続けていました。しかし、、、

最近の傾向  韓国人ワーホリ激増&欧州勢の急上昇


 注目すべきは近年の変化です。

 ワーホリ総数は、2004-05年の統計で10万4353人から08-09年で18万7696人とたった5年で2倍近くも伸びています。
 それは良いのですが、問題は国別内訳です。2005年の場合、第一位は不動のイギリス2万8821人ですが、第二位に韓国がつけてきます(2万4077人)。以下アイルランド(1万2554人)、ドイツ(1万2089人)、日本(9415人)、カナダ(6828人)、フランス(6216人)です。つまり韓国、ドイツ、フランスの伸びが著しい。ドイツ人やフランス人が増えるのは、語学学校やシェアでの国籍バラエティに寄与するもので喜ばしいですが、しかし2002年はトップ5にも入っていなかった韓国の伸び率は異様です。2003-04年にいきなり9522人と第5位に食い込んだ韓国は、たった2年で2万4000人(2位)という2.5倍増になっています。一方、それまで3位だった日本は実数が足踏み状態なので、韓国とドイツに抜かれます。

 直近数年の傾向はさらにドラスティックです。不動の二位を確保した韓国はトップのイギリスの背中まで肉薄しています。一方、ドイツ、フランスという欧州勢の伸びもまた著しいです。すなわち2007-08年統計になると、韓国は3万の大台に乗りイギリスに迫る勢いなのに対し、日本人数は減少、さらにフランスにも追い抜かれてしまっています。2008-09年統計でこの傾向が決定的になり、イギリス(4万0182人)と韓国(3万9505人)の差はわずか数百人まで迫る一方、ドイツ(2万2785人)、フランス(1万6252人)の欧州勢の堅調な伸びに対し、日本は(9324人)と過去5年で最低を記録しています。

 最新の2009-10年統計(移民局のサイト/Working Holiday and Work & Holiday Visa Grants 2005--06 to 2009--10 Program Years ( 34KB PDF file))が出ました。この年は世界経済危機の年でしたので総じてダウン気味です。総数17万5739人、一位はイギリス(37,056人)、二位に韓国(34,870人)、アイルランド(14,833)が5位に転落し、その代わりドイツ(20,880人)、フランス(18,172人)が3、4位につけ、台湾(10,188人)、カナダ(8,217人)、そして日本(8,089人)は8位。

 トータルで言えば約7%減であり、韓国12%減、イギリス8%減、アイルランド35%減、日本14%減などこれまでの常連国が軒並み減らしつつ、フランス、ドイツは堅調に伸びて定着し、これまで少なかった国々(台湾、香港、イタリア、オランダ、ベルギー、ノルウェー、デンマーク、エストニアなど)が順調に数を伸ばしています。特に台湾(739→10188人)、エストニア(220→1387人)、香港(658→3713人)の躍進ぶりがめざましですね。そういえば直近にラウンドから帰ってきた人達も台湾人やエストニア人のいい友達が出来たと言ってました。。

 数字ばっかり羅列してもピンとこないでしょうから下に表にまとめてみました↓。

イギリスアイルランド日本ドイツ韓国 フランスカナダ 台湾
2003-04年3506112260994397009522資料ナシ6517資料ナシ
2005-06年2882112554 94151208924077 62166828739
2006-07年3120313514 117071568428562 820770732311
2007-08年34145171201059917438326351100580906132
2008-09年4018220319 932422785395051625287389240
2009-10年3705614833 8089208803487018172821710188

 ピンクで囲った2003-04年の状態が、それまでの大体の定番順位と人数です。それがここ数年でどう変わっていったかです。
 表をよく見ると、イギリスは殆ど変化がなく、日本は低落傾向(二回目ワーホリ分だけ一瞬微増するけど)。アイルランドとカナダはちょい増えたくらいです。特記すべきはフランスとドイツの増加で、2倍を優に超えています。この両国は比較的最近にワーホリビザが認められるようになり、どんどん浸透していったのでしょう。韓国ですが、ほとんど4倍という突出ぶりです。同じく台湾の激増ぶりも著しいです。またベルギーや北欧諸国などのワーホリ制度の浸透も注目に値します。

 ちなみに全体数も多くなってますが、これは二回目ワーホリ制度の浸透によるものだと思われます。二回目ワーホリを取得した人は、05−06年度では2679人に過ぎませんでしたが(11万4000人中)、7790人(12万7000人中)、11816人(14万232人中)、2万1727(18万7696人中)と年を追うごとに増えています。

 大雑把にまとめてしまえば、

 @、ワーホリ制度は世界に浸透しつつあり、利用者の数が増えていること。
 A、日英など従来の常連国に加え、韓独仏の第二グループ、さらに台湾や他の西欧諸国など第三グループの進出など、ますますグローバルになる傾向があること
 B、数年前に比べて数が減っているのは、日本(9415→8089)とマルタ(102→67人)くらいであること

 ということであり、これを日本人の視点から見れば、オーストラリアのワーホリ全体で日本人の絶対数も相対比率も年々低下している、ということです。全体18万7696人中の日本人9324人(2010年では17万5739人中8089人)ということは、日本人比率は4.97(4.6)%、約5%です。2004年までの10%水準からしたら約半減。6年前の日本人ワーホリ環境と現在とではかなり変わっていることが分かります。6年以上前の情報をそのまま鵜呑みにしていても、現場が変わってきているので、そのままでは通用しないってこともあるでしょう。

 では、具体的に何がどう変わるのか、どう対処していけばいいか、そのあたりを次に述べます。


日本人ワーホリをめぐる環境変化と世界のトレンド

韓国系の増加

 まず韓国系の激増ですが、これが現実的に何を意味しているのかというと、あなたがワーホリとしてこちらに来たら、「やたら韓国人が多い」という環境になっているということです。特に語学学校。もともと語学学校の二大国籍は日韓人であり、日韓比率はほぼ1:1だったのですが、今や絶対比率で4:1です。一方では、ドイツ、フランス人の急上昇が学校全体の国籍バラエティを改善させていますし、日本人比率は全体的に低くなる一方です。日本人比率が下がるのは英語学校の環境的には良いのですが、喜んでいられないくらいの韓国人の増加ぶりです。なお、この韓国人比率の上昇はオーストラリアだけの傾向ではなく世界的なもので、カナダに行こうが、イギリスに行こうが事情は同じようです。

 これは語学学校の現象というよりも、韓国本国の現象のようです。つまり、人口規模が日本の3分の1の韓国では、市場規模も小さく、企業活動も必然的に外に打って出るしかない。したがって単に大学を卒業したくらいでは良い就職が望めず、大卒資格にプラスして留学や海外経験がないと就職戦線に立てないという状況になっているとも聞いています。また、日本以上に教育熱の盛んな韓国ですので、「自分は来たくなかったけど、親に言われて来た」という人も増えているようです。2008年9月の世界経済危機直後は韓国勢も多少は減少しましたが、それでもこのトレンドは変わりません。むしろ不況になればなるほど、より切実にスキルが求められることもあります。

 このHPの色々な箇所で書いてますが、個人的につきあう韓国人ってナイスガイが多いですし、生活習慣もメンタリティも英語のヘタクソさ加減においても日本人と異母兄弟のように似通っている韓国人は、現地においては日本人の最大のお友達になります。彼らが沢山いたところで、むしろ快適なくらいで楽しい経験も沢山得られるでしょう。また、この際隣国のことを深く知っておくことは、あなたの後々のキャリアや人生において決して無意味ではないと思います。

 それは良いのですが、問題はバランスです。ある国の人だけが突出して多いというのは、学校やシェアなどにおいて全体のバランスを損ねることです。韓国人というのは、毎日一回は韓国料理を食べないと気が済まないところがあり、また同胞の連絡も強いです。彼らから見たら、僕ら日本人は冷淡な個人主義者だったりします。もともと固まりやすい人達なのに加えて、就職のため、親の意向などで、「別に来たくて来たわけではない」という、本来海外に興味がない、海外生活に不向きな人も大勢やってきているでしょうから、一層固まりやすい傾向にあることは推察できます。

 これがどういう現象になって出てくるかというと、語学学校内部では韓国人同士固まって韓国語で喋っているという風景を生み、シティが若い韓国人街に変貌するということです。シティも、タウンホールの南からチャイナタウンあたりまではコリアン・タウンじゃないかってくらいになってますし、また付近にある高層マンションでは養鶏場のようなシェア先が沢山あります。以前は、韓国人といえばキャムシーやストラスフィールドに居るものだったのですが、最近ではシティのメインカルチャーになりつつあります。そして、これに日本人ワーホリさんがついつい引っ張られてしまうデメリットがあります。

 対策としては、語学学校においては出来るだけ国籍バランスに注意して(日本人比率ばかりに気を取られずに)、またシェア先などでも安易な日韓シェアなどに決めてしまわない方がいいです。いくら韓国人が増えたとかいっても、人口420万のシドニー全体からしたら何の変化もないです。だから一歩外のサバーブに出たら、別に何も変わってないです。ですので、学校、シェア、情報センターという、いわゆるワーホリカルチャー一色に染まるのではなく、出来るだけ現地のオージー社会に切り込んでいくことが、以前よりも重要になっていると思われます。

 もっとも、韓国人の増加は別に悪いことではないです。若い人達がどんどん世界に出て行くことは好ましいことですから。むしろ、問題は逆に韓国ほど日本人が増えてないことかもしれません。韓国の人口は日本の3分の1強程度です(4600万人、日本は1億2600万人)。それなのにワーホリ人口では、3万4870対8089人で日本の4.3倍もいます。人口比でいえば、韓国の若い世代は日本の若い世代よりも(3×4)で12倍もの海外体験を積んでいるってことになります。もちろんワーホリにいけば誰もが花開くってもんじゃないし、あんなに固まって暮していて意味あんのか?って気もしますが、それでも母集団が多ければ開花する人もまた多いでしょう。台湾(人口2300万人/ワーホリ1万0188人)、香港(人口約700万人/ワーホリ3713人)も同様です。この差が10〜20年先にどういう変化になって出てくるかと思うと、ちょっと空恐ろしい気もします。

増えているのは韓国系だけではない

 一方、ここ1−2年のフランス、ドイツ勢の急増ぶりもスゴイです。日本人ワーホリ1人に対して、独仏ワーホリ4人いる勘定になります。

 また、ワーホリ加盟国になっていないで統計にはあがってきませんが、BRICsの台頭とともにブラジルやコロンビアなど南米系の進出もめざましいものがあります。学校によっては韓国人よりもブラジル人が多いところもあります。さらに同じBRICs系でいえば、ビジネス学校や大学になると、中国系、インド系、インドネシア系などが増えます。

 「世界の人口がもし100人だったら」風に言ってしまうと、あなたがワーホリとしてオーストラリアに来たら、平均して19人の日本人以外のワーホリに取り囲まれる日常になります。あなたが他の日本人ワーホリ1人と知り合う間に、4人イギリス人ワーホリ、4人の韓国人ワーホリ、2人のアイルランド人、2人のドイツ人、1.5人のフランス人、1人のカナダ人(+その他)と知り合うことになります。まあ、実際そんなに綺麗にいかないでしょうが、統計上はそういう数値になるということです。日本人同志つるみたくない人にとっては夢のような環境でしょう(^_^)。

 ご存知でしょうが、グローバリゼーションの進展により世界の経済地図は塗り替えられつつあります。そのあおりを食って日本経済&雇用情勢は沈降しているわけですが、だからといって「グローバゼーションは悪魔だ」とか「もうダメだ」とか嘆いていても始まりません。世界の若い連中は積極的に対応すべく、ガンガン外に出てチャンスをつかもうとしているということでしょう。当然のことだと思います。

 この傾向は一層進むことはあれ、逆転することはあんまりないでしょう。これが世界トレンド。
 これに加えて日本トレンドがあります。世界経済危機と将来のキャリアでも触れましたが、人口縮小と富の偏在による市場規模の縮小によって、日本も段々お隣の韓国に近づいてきています。つまり、国内市場規模が小さいので内需だけでは経済が成り立たず、国外に打って出なければならないということです。

パナソニックの2011年度新規採用 海外比率8割

 2010年3月25日付の読売新聞の記事によると、

 パナソニックは24日、2011年度に、国内外で1390人を採用すると発表した。海外事業を拡大するため、海外の採用数が全体に占める比率は過去最高の約8割まで高まる。
 国内新卒者採用は前年度より210人少ない290人。内訳は、事務系60人、技術系230人で、1990〜92年度の新卒採用数の1400人と比べると、2割強の水準だ。国内の新卒採用が300人を割り込むのは35年ぶりだ。
 海外の採用者は350人多い1100人で過去最多。04年度の5倍以上に増える。

 同社全体での採用数1390人は前年度比11%以上で雇用数はむしろ増えている。
 しかし、前年度に比べて、国内採用は4割(42%)減、逆に海外採用は4割(46.7%)増と鮮やかな対称をみせている。パナソニックの海外シフトは2004年以降着々と進んでいたが、ここにきて一気に加速している。



 ということで、本来ならば日本人ワーホリは以前にも増して激増していなければならない筈です。韓国と同じ4倍とまではいかなくても、従来どおりの比率をキープしようとすれば倍の2万人くらい毎年来てなければおかしいんだけど、むしろ減っている。世界不況は日本だけではない筈なのに、なぜか日本だけがコタツの中にひきこもっているという。どうした、ニッポン!という感じで、外から見てるともどかしいんですけど。

 ま、そんな天下国家はさておき、より具体的・実戦的な話をします。オーストラリアにおける日本人ワーホリの環境は以前よりも厳しくなっていると言えます。理由は大きく二つ。

@、ライバルの激増
 ジャパレス以外のローカルジョブをゲットするにしても、韓国系の他、ブラジル系、ドイツ等ヨーロピアン、さらにインド系や中国系が増えているので、以前よりも競争は熾烈になります。

 これが典型的に出てくるのが、ラウンド中でのファームジョブです。なんせドイツ系、フランス系ワーホリが二回目ワーホリを取るためにファームジョブを探しますので、英語は達者だわ、ガタイはいいわ、物怖じしないから押しが強いわ、情報も早いわという彼らに日本人ワーホリが駆逐されちゃって、なかなか仕事にありつけないという状況です。仕事をしてしまえば、日本人労働者は世界一優秀ですから可愛がられたり、評価されたりしますが、そこに行くまでの過程でメゲてしまうという。

A、日本人のコミュニケーション能力等の人間力
 あらゆるところで書いてますが、こっちの世界では、知らない人に話しかけてなんぼです。幾らでも話しかけられるし、こちらかも話しかけていかねば、なかなかブレイクスルーの糸口はつかめません。でも、こういうのって場数であり慣れですから、「やんなきゃ」と思ってもなかなかその一歩が進まない。国内でそれなりに経験を積んでこないといけないのだけど、でも、日本国内の人間関係は年を追う毎に、よそよそしくなってるいうようで、知らない人に話しかけること自体躊躇われるような感じでしょう。空気も読まなきゃならんし。それはそれで日本人の美徳の一つではあるんだけど、いざこういう環境になるとキツいです。

 といって、なにものべつまくなし「イエー!」と弾けて、ラテン系にならないとダメってことじゃないですよ。それにそうすれば成功するってもんでもないです。うるさがられるだけだったりして。物静かでも、無口でも、皆に愛されることは全然可能です。バリアを張らないで、物怖じしないで、堂々とニコニコしてるだけで結構うまくいきます。だけどこれって、頭で考えても習得しにくい。

 ということで、@競争は激しくなっているが、A戦闘力はUPしてない(むしろDOWN)ということで、環境的には厳しくなってます。

 こういったオーストラリアにおける日本人ワーホリの置かれている状況というのは、世界経済(国際政治)における日本の状況と瓜二つです。まあ、原因が同じなんだから似通ってくるのは当たり前ですけど。

 ここで人によって反応が分かれると思うのですが、「じゃあ、ダメだ」「やめとこうかな」と思うか、「おし!チャンスだ」と思うかです。僕だったら断然後者ですよ。当然じゃん。世界の状況と全く異なる奇妙なワーホリ環境がオーストラリアにあるんだったら、そこでいくら修行しても後々役立てにくいでしょう。でも、世界VS日本と同じような環境にあるというなら、願ったり叶ったりですよ。遅かれ早かれこの環境は日本に押し寄せてくるんだから、今のウチに練習しておいたらいい。

 会社の転勤なんぞでいきなり知らん国に飛ばされたら、これはツライと思いますよ。成功して当たり前だからプレッシャーもキツい。でもワーホリだったら殆どノーリスクでしょ。思う存分世界を味わってきたら良いです。それが後々どれだけ自分のアドバンテージになるか。ワーホリ中はイケてないまま、鳴かず飛ばずでもいいです。それでも世界の味を知ることに意味があります。BRICsの存在感は、こちらにいたらよく分かるし、別に恐がるようなことでもないことも分かる。

 ま、これは私見ですけど。
 ここでは、とりあえずデータを見るだけでも、かなり状況は変化してるぞってことです。



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ワーホリ実戦講座 INDEX

1−1:ワーホリとは何か?日本人ワーホリをとりまく環境変化
1−2:ワーキングホリデー・ビザの取得方法
1−3:二回目ワーホリ
2: Watershed(分水嶺)運命の分かれ道〜 あまりに高い言葉と文化の壁
3.早いうちに「やる気」を「経験」にエクスチェンジすること
4.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その1(バスを制覇せよ)
5.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その2(地図を入手せよ)
6.サバイバル力養成実戦講座 あしたのために〜その3(携帯電話を入手せよ)
7.シェアを探そう〜100%英語環境でのシェア探しがなぜ成功の第一関門になるのか?
※↑関連シドニーシェア探し入門を参照
8−1.仕事をしよう(その1) 仕事の効用 
8−2.仕事をしよう(その2) 仕事の探し方 日系〜ジャバレス編
8−3.仕事をしよう(その3) 仕事の探し方(2) 日系その他編、ローカル編
8−4.仕事をしよう(その4) 英文履歴書・実戦例
9−1.ラウンドのススメ(その1) 
9−2.ラウンドのススメ(その2) 
9−3.ラウンドのススメ(その3) 宿について
9−4.ラウンドのススメ(その4) 一人旅、車の旅