APLAC/STUDY IN AUSTRALIA 2-3

第2章 オーストラリア留学制度(3)

2−3.留学生受入制度と受入実態


〜留学生受入に熱心なその背景



■フルフィー・ペイ・システム(Full Fee Pay System)

■留学生受入に熱心なカソリック系私立校

■受入基準、審査方法は?

■親権者代理人(Guardian)について

■コラム■
TOEFL、IELTSとは?

    TOEFL、IELTSとも、英語を母語としない学生のための英語力判定基準となる英語力試験です。TOEFLは主にアメリカで、IELTS は主にイギリスで、判断基準とされており、オーストラリアでは両者とも通用しますが、IELTSの方が「実力に近い数値で判断しうる」として現地では評価されています。
    日本ではTOEFLの方が有名で、問題集も書店などに出回っていますし、主要都市で月1回くらい実施されます。一方、IELTSは日本で受験しようとすると受験会場も回数も限られており、問題集等も入手しにくくなっています。試験内容はTOEFLは文法、リーディング、リスニング、ライティング(選択)から成り立っており、特にリスニングのレベルは比較的易しいと言われているのに対して、IELTSでは、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4科目で評価され、オーラルイングリッシュ(リスニング、スピーキング)にも読み書きと同様の比重を置いています。
    TOEFLとIELTSは試験の形式がかなり異なるため、双方の点数を比較することは困難ですが、高校生の留学受入基準はTOEFL500点、IELTS5.0点と言われています。また、大学留学の際の入学許可基準点としても活用されており、通常TOEFLで500〜600点、IELTSで6.0〜7.0点くらいが大学受入のボーダーラインとなっています。

TOEFL、IELTSについての詳しい情報はこちら

■英語力のある学生の受入

■コラム■
NSW州内公立校の受入制度

    十分な英語力を身につければ、公立校への留学も夢ではありません。
    ニューサウスウェールズ州内の公立校に編入したい場合には、個別の学校に直接申し込むことは出来ず、教育省の窓口を通じて申込手続きを行います。編入希望校を挙げることはできますが、希望の学校に編入できるかどうかは分かりません。

    ●公立高校受入基準

      1.11(高2)、12年生(高3)のみ受入可。
      2.IELTSテストのスコアが5.5以上。
        ※但し、過去に2年以上にわたって英語のみで行われる授業を受けた場合は、IELTSのスコアを提示しなくても編入可。(学校からの証明書が必要)

      3.高校1年生の学習課程を修了していれば、11年生に、高校2年生を修了していれば12年生に編入できる。
        ※但し、校長より高い成績評価を証明する文書が必要。

      ★NSW州内の公立高校の留学生受入については、下記までお問い合わせください。
          International Student Programs Communications & Marketing Directorate NSW Department of School Education Australia Square PO Box H63 Sydney NSW 2000 Australia TEL: (61 2) 9561 8209 FAX: (61 2) 9561 8613

■必要な英語力とは?

■英語学習に必要な期間

■英語力養成方法

■ESLの英語教育は万全か?

■評価の高いインテンシンブ・スクール

【まとめ】

−正式編入学までの6つのプロセス

整理すると、次の6通りの編入学プロセスがあります。
@ESL付設の学校へ最初から希望の中・高校に入学、その学校の敷地内にあるESLに通い、英語力がついたら、通常授業に参加する。
A学校提携の英語学校から学校へ(学校が入学許可発行の場合)最終留学先となる中・高校に在籍しながら英語学校に通うスタイル。入学許可は中・高校から出されるが、英語力養成期間のみ学校指定の英語学校で勉強する。
B提携の英語学校から学校へ(英語学校が入学許可発行の場合)最終留学先となる中・高校が指定する英語学校に通い、十分な英語力がついたと中・高校が判断した時点で、正式な編入学許可がおりるパターン。渡豪前の学生ビザ申請時には英語学校からの入学許可書を貼付することになるので、最終留学先の中・高校からは何ら受け入れられる保証のない不安定な状態で英語学校に通わねばならない。
Cとりあえず英語学校へ最終留学先となる中・高校へは英語力をつけてから決定する。受入先が確定していないので、語学留学期間は不安が伴う。
Dインテンシブスクールから学校へカソリック系スクールに編入手続きをとり、在籍したままインテンシブ・スクールで英語力をつける。
E直接、目的の中・高校へ授業についていけるだけの十分な英語力があると判断されれば、ほとんどどこの学校へでも編入できる。(現実的には短期間の英語養成は必要となる。)

《第2章つづき》
2−4.高校卒業後の進路 〜広がる未来と選択肢

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