| 4.1.1. 家やアパートの賃貸借 |
賃貸借に関しては、以下の実務的な問題が出てきます。
さらに、こういった一つひとつの段取りのなかで「生活」することの新しい発見と喜びがあります。たとえば不動産屋の仲介手数料がわずか$15程度であったり、民族国籍を理由に契約を拒絶してはいけないなど、日本ではあまり馴染みのない局面に触れられます。また、具体的な家賃相場、部屋の広さと天井の高さ、築百年以上の煉瓦造りの家が何の問題もなく日常で使われていること、さらに中古家具が大量豊富に出回っていることなどなど。これらは、単に旅行者として通過していては決して見ることのできない「異文化生活の真実」でありますし、壁にぶち当たって途方に暮れるからこそ、なしとげた達成感もあるわけで、それこそが海外生活の本当の醍醐味でもあるとも言えます。しかし、そうは言っても、、、、 これらの点も別に「不可能」と言ってるわけではありません。@ADは「こまめに探す」「交渉する」ということでクリアされるかもしれません。CDはレンタル家具もありますし、コミュニティ誌の「売ります/買います」コーナー、東京マート(ノースにある日本食品雑貨専門店)の掲示板などを活用するという方法もあります。Bは、事務手続のいい加減さやシステムの違い(いつまで経っても国際通話が出来ない、「STDコール用にボンドが必要」と言われてもさっぱりわからん、家具が届くのを一日中待機して待ちぼうけを食らう→よくある話)などで結構悩まされますが、別に不可能という話ではありません。また、コミュニティ誌を見れば、日本人経営の下宿屋さんなどの広告もあるでしょう。
判断の難しいところですが、私見によれば、3ヵ月ないし半年以上の滞在を計画してる人、将来的さらに長期の滞在を考えている人は、これらの難関にトライする価値はあるとは思いますが、1〜2か月程度の滞在ならば、炊事設備付きの宿泊施設などを転々としてた方が色々な地域や情景が見られて面白いし、費用も安く済むように思います。
ところで、週300ドルなら一日43ドルになるわけです。さらに最低限の家財道具を揃えるとなんだかんだで1000〜2000ドルは余計に掛かるでしょう。一方では、「1日50〜60ドル、週単位宿泊割引あり」という宿泊施設もそこそこあることを考えると、経済的にも賃貸の方が必ずしも有利とは言い難いのではないかと言う気もします。
| 4.1.2. シェアメイト/ホームステイ |
| 4.1.3. 居候の場合 |
反面、一泊二泊はともかく、長期にわたるにつれ、人間関係が煮詰まるなどトラブルの話もよく聞きます。早い話が、あなたの家に知人が1ヶ月居候することになった場合を考えてみたら、なんとなく大変そうなのは予想がつくでしょう。来る人は「休日」モードであったとしても、在住してる人は日常生活をしてるわけですので、そうそう世話も焼いてはいられないでしょう。逆に、よかれと思っての世話が鬱陶しがられるなど難しいようです。
次項以下、「生活体験」のためのより現実的な選択肢として、それ以外の方法、つまり「ホテルその他の宿泊施設を利用する」方法を考えてみたいと思います。