TOUR INFORMTION

脱シドニー「ここではないどこかへ」の部

注:このコーナーの情報はほとんどが1997〜98年にかけて調査したものです。メチャクチャ古いです。その後UPDATEしていません。当然、ツアー内容、料金などは変更しているでしょう。

 古すぎるので全面削除しようと思ったのですが、敢えて残しておきます。

 というのは、この種の情報の鮮度というのは厳密に言えば1ヶ月くらいのものでしょう。年がら年中変更されてます。ということは幾ら頑張っても、リアルタイムに正確でありつづけることはほぼ不可能であること。一方、シドニーという素材は同じであり、且つ人間の考えることにそんなに大きな違いはないだろうから、10年経とうが20年経過しようが、似たり寄ったりだったりするわけです。実際そうですしね。

 ですので、以下に列挙したツアー群が今も尚寸分違わず存在しているという保証は全く出来ませんが、「こんな感じのツアーだったらあるかも」というアタリはつくと思います。それだけでも結構な参考にはなるかなと思い、残しておきます。

詳しくは、各関連団体に直接お問い合わせください。




    注:このコーナーの情報はほとんどが97〜98年にかけて調査したものです。よってツアー内容、料金などは変更している可能性があります。詳しくは、各関連団体に直接お問い合わせください。


    ●アンセット・カンタス航空/ミステリーフライト

    オーストラリアの二大航空会社、アンセット航空とカンタス航空が提供する、わくわく企画、その名もミステリーフライト。何がミステリーかって行先がミステリーなんだと。事前に出発日だけ指定して予約し、前日になるまで、明日自分がどこに行くのかわからないという。アンセットのデイ・フライト(日帰り往復)では、当日空港カウンターに行って初めて「はい、あなたはケアンズ行きに乗ってください」なんて具合に行先が宣告されるという趣向。
    航空会社にとっては空席の有効活用のための一策なのだが、行先が前日・当日までわからないというデメリットを「ミステリー」と名付けることで、わくわく感を演出している。価格は航空会社によって異なるが、通常のフライトに比較すればグッとお得。
    「どこでもいいから、どっかへ行きたい」冒険指向の方には、おススメです。

    次に各航空会社のルールを紹介します。

    アンセット航空
    デイ・フライト(日帰り往復)は一人129ドル。14日前までに予約をし、出発前日の午後2時に電話で何時に空港に行けばよいかを確認する。行先は空港カウンターで初めて分かる。
    オーバーナイト・フライト(1泊2日)の宿泊先付きパッケージは、金、土、日曜日出発のみ。スタンダード(三ツ星ホテル利用−一泊199ドル、2泊259ドル)、エリート(4または5ツ星ホテル利用−一泊229ドル、2泊329ドル)の2コースがある。チケットには往復の航空券代にホテル代、朝食代も含まれる。出発前日の午後2時に出発時刻と行先を電話で確認する。
    予約は旅行代理店を通すか、電話:131300にて。

    カンタス航空
    デイ・フライト(日帰り往復)は14日から3日前までに予約要。一人119ドル。出発前日に電話で出発時刻と行先を確認する。
    オーバーナイト・フライト(1泊2日)の宿泊先付きパッケージは、スタンダード(一泊199ドル、二泊259ドル)と、ファーストクラス(一泊229ドル、二泊329ドル)がある。チケットには往復の航空券代にホテル代、朝食代も含まれる。9日から3日前までに予約し、出発前日に出発時刻と行先を電話で確認する。
    予約は旅行代理店及びカンタスの代理店にて。問い合わせは、電話:131313にて。

    実際ミステリーの旅をした方から聞いたお話:
    ミステリーフライトは航空会社からすれば空席の有効活用を目的に提供しているものなので、どうしても人気のない便(早朝便、最終便とか)にあたる可能性が高いようです。カンタスのデイフライトを利用したAさんの場合、早朝発のブリスベン行きがあたり、復路は同日夜10時過ぎにシドニー帰着というスケジュールなので、ブリスベンで12時間過ごすことになったそうです。


    ●カンタス航空/南極遊覧ツアー

    なんと、南極大陸を上空から眺める日帰りツアーが、シドニーから出ているそうです。カンタス航空が飛ばす747−400便。フライト所要時間は12時間。史上最低気温89.6度を記録したという冷たい大陸を、サービス満点のカンタス便の中から眺めてしまおうというわけ。
    「極寒も体験せず、自然環境を邪魔せずに観光できる唯一の南極観光」と謳っているが、犬ゾリ走らせて南極点まで冒険するほど元気じゃないけど、お手軽に珍しい体験をしてみたい方にはお勧め。多少お値段もはりますが、日常見られない光景を眼下にできるでしょう。

    南極行きのカンタス便に乗り込むと、観光南極探検や環境汚染、野生動物、科学的研究についての教育ビデオが上映される。それを鑑賞していると、やがて南極大陸上空にさしかかる。氷山や野生動物、南極基地など、窓の下に見えてくる。大陸上空で約3時間半、美しい地球最南端の地を眺めることができる。尚、エコノミー席の場合は、ローテーションで窓側の席を交換することになっているのだが、実際には皆さん機内で立ち上がってチケットの値段に関わりなく必死に窓を覗いていたりするので、どの席でも事情は一緒かなという気もする。

    詳細情報
    11月から1月の夏季シーズン中、約9本のツアーが催行される。特にクリスマス、年越しツアーは早めに予約した方がいいでしょう。
    費用は変動するので各自ご確認ください。参考までに99年12月31日出発分の料金をご紹介しますと・・・ 中央席:1999ドル、ウィング席:2699ドル、プレミアム席:3799ドル(但し、この価格はミレニアムによるバブルの影響アリと思われます)

    お問い合わせは:

      Croydon Travel
      34 Main St, Croydon, Victoria 3136
      TEL:1800-633-449 FAX:03-9723-9560 *日本からは、(61 3)9723-9560
    ※この旅行代理店は世界で唯一、この南極フライトツアーを扱っている代理店なので、必ずここを通じて予約、航空券購入しなければならないそうです。



    ●アウトバック4日間ツアー

    ほとんどの日本人観光客はシドニーに2〜3泊しかしないので、日本語ガイドのつく2日以上のツアーというのはまずありません。しかし、日帰りでは行けるところは限られており、その先に行って初めて、本物のオーストラリアらしい風景、人々に出会えるのです。勿論、都会には都会のよさがありますが、オーストラリアの雄大な自然を満喫するには、こういった長期のツアーに参加されるのが最もお手軽な方法です。自力でレンタカーを借りて走るのも面白いですが、これらのツアーのガイドはもともとアウトバック育ちの自然とうまくやっていくノウハウを身につけた人々。自力でやるのに比べれば、確かに費用は高くなりますが、プロしか知らない場所や自然についての知識など、楽しみも増えるはずです。

    というわけで、アドベンチャーいっぱいの長期ツアーを催行している会社をご紹介します。旅程に余裕があって都会に飽きた人は是非トライしてみてください。

    KOOMBAHLA TOURS
    TEL:(02)9498-7189 MOBILE(携帯):041-601-5685

    この会社では1日〜4日間の4WDアウトドアツアーを催行しています。日帰りツアーだと、ブルーマウンテン、ハンターバレーくらいですが、2日間ツアーになると、その両方を訪れることができます。
    更に、4日間ツアーでは、野を越え山越え、レインフォレストを左手に眺めつつ、美しい海岸線をオーストラリア最東端のバイロンベイまで走り抜けるコースや、内陸部の砂漠地帯をガンガン走って広い野生動物園をバイクで廻るコースなどがあります。途中、羊牧場にファームステイして、カントリーライフを味わうこともできます。1グループの人数は2〜7人。

    費用:2日ツアー 270ドル、4日ツアー 575ドル

    SWAGMAN TOURS
    TEL:(03)5222-2855 FAX:(03)5223-1047 FREE CALL:1800-81-8491

    この会社は4日間どころではなく、20日、37日といった超長期間のアドベンチャーツアーを催行している会社です。日本人の参加者はほとんどいないそうですが、欧米からの旅行者に人気とか。大きめの4WDで、本物のアウトバックへと乗り込みます。キャンピングもできますし、宿泊施設を利用することもできます。アウトバックの旅に必要な道具、設備はすべて貸し出してくれます。

    旅程はさまざまですが、多くはシドニーかメルボルンを出発して、いきなり飛行機でダーウィン、パース、アリススプリングなどに飛び、そこから4WDでオーストラリアの秘境めぐりをするという趣向。ドライビングガイドと、食事などの世話をする女性(たいていは夫婦)が同行するそうです。

    費用は旅程によってまちまちですが、平均して1200〜1800ドルくらい。参考までに一番高いコースは、37日間でオーストラリアの西半分を陸路で一周するもので、3175ドル。逆に一番安いのは、シドニーからメルボルンまで内陸部を10日間かけて移動するもので、795ドルです。





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