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2011年12月30日



学生ビザ申請の記入要領



 以下、学生ビザのオーストラリア国内(現地)申請(オンライン)(一回目)の記載内容について、一つひとつキャプチャーした申請画面をもとに解説します。

 移民局のページの体裁や、ビザ取得の質問などは、猫の目のようにコロコロ変わりますので、実際にやられたとき、「げ、違うじゃん」ということがあると思います。その場合であっても、以下の内容を読み込んでおけば、おおよその場合に対応できるはずです。


 最初に「学生ビザの条件は理解してますよね?」という問いに「わかってまーす」でクリック(わかってるよね?)。次に「オーストラリアというのは自由主義の国で、英語喋ってるけど、いい?」という問いに「了解です」ということでまたクリック。ここまでは前置きの部分。

 以下順次クリックしてよんでいかれたら分かると思います。

 なお、ワーホリビザの個々の記載内容の解説ページも用意してますので、随時参照してみてください。微妙に違うけど、大意や重要なポイントは同じです。


第1画面  申請人の個人情報

学生ビザ申請01画面


申請人(つまり、あなた)の氏名、生年月日などを記入するベーシックな欄です。

パスポートの内容は、パスポート内容をそのまま移書すれば足ります。

これはオーストラリア現地からの申請ですので、現在のビザの内容(多くの場合は観光ビザ)のVGNやレーベルナンバーが要求されます。
観光ビザを取得された場合、ここで必要になりますからしっかり控えておいてください。

なお、実際にあったケースですが、観光ビザ取得を格安で代行してくれる業者さんもいるのですが、その場合取得ルートが違うのかVGN番号を教えてくれませんでした。わざわざオーストラリアから電話して問い合わせたのですが、どうも向うさんも知らないみたいです。根本的に取り方が違うのでしょう。「ETAにVGNは無い」「ETAと入力すればOKになるはず」とかおっしゃるのですが、そのとおりやってみても全然ダメでした。

仕方なしに移民局に電話して聞きました。ちゃんとVGN番号はありましたし、それを入力したら次の画面に行けました。
ただ、「移民局に電話して聞く」という作業が鬱陶しいんです。内線の選択(○○のご用件の方は○番を押せとか)が階層順に延々英語でアナウンスされ、これを全部聞き取るのは結構難しい。というかそれが出来たら語学学校なんか行かなくても良いのでは?まあ、わからなかったらオペレーターにつないでもらえばいいですけど。
あとこちらの電話は待たされます。10分は当然、30分くらい待たされるのはザラです。13番号(どこからかけても市内通話料金)ですので、家電からだったら何時間待っても料金は同じですが、携帯電話でやってるとお金がかかって仕方がないです。公衆電話や家電でやってください。


第2画面 COEの入力

学生ビザ申請02画面


語学学校に入学し、料金を完済すると、学校からCOE(Confirmation of Enrolment)という書類を発行して貰います(あるいはPDFファイルでメール添付)。この書類にCOEコードが記載されていますので、それをこの画面で入力します。

COEは、既に解説しましたが、入学を確認した学校が、「こういう人がウチに入りましたよ」と移民局にオンラインで登録するものであり、登録されると移民局から個別の番号を送り返してくるものです。


第3画面 申請手数料の例外=交換留学など

学生ビザ申請03画面


ここは殆ど関係ないと言っていいです。

政府の交換留学や、大学機関相互の交換研究などなど、公的なサポートをもとに留学がなされる場合は、ビザの申請料金をはじめ手続きが違います。そのあたりについて確認の意味で聞いているものです。

ただし、申請料がかからない類型として、「入学していた学校の都合で、予定していたコースがキャンセルされ、改めて他のコースに入り直し、それをもとに学生ビザを取り直さねばならなくなる場合」に関していえば、本人の責任ではありませんから、申請料は無料になります。


第4画面 別称の申告

学生ビザ申請04画面

 別名で呼ばれているような場合、その名前を挙げておきなさいという趣旨です。

 別名とは、下に書かれているように、法的な理由(婚姻改姓、家裁の許可による改名)の他、スペルが違うとか、いろいろなケースがあります。一般の日本人でこれに該当するとしたら、殆どの場合は婚姻改姓でしょう、婚姻前(離婚前)の姓名を挙げておくことになります。


学生ビザ申請04-2画面

 もっとも、ここでは裁判やら戸籍課の事務ではなく、学生ビザ取得というレベルの話ですから、何が何でも厳格に!正確に!とナーバスに思うこともないとは思います。考えうるケースとしては、例えば、移民局から資力証明のために銀行残高など資産の証拠を提出せよと言われた場合、それが旧姓名義になってたら形式上「キミのお金ではないよね」と言われてしまいかねず、それを防ぐために予め申し出ておいてくださいってことだと思います。

 また、画面の中でも書きましたが、世界には名前を4つも5つも持ってる人もいるし、宗教上の名前もあるし(クリスチャンネームなど)、母国の名前が発音しにくいのでイングリッシュネームを付ける人も多いです。一種の「仇名」「通称」みたいなものだけど、それで実生活が廻っているような場合、やはり申告しておいた方が良いのでしょう。

第5画面 親子留学など家族の記載

学生ビザ申請05画面

 お子さんを連れての親子留学、ご一家で来られる家族留学など、留学は必ずしも一人ぼっちでやるわけではありません。

 この場合、他の家族のメンバーは、学校に通う本人の学生ビザに乗っかる形でビザを取ります。そのためには、ここで「他のファミリーメンバーを追加する」ボタンを押して、パーソナルな事項を記入し、申請します。

 なお、「同行するしないに関わらず」と書かれている反面、「本申請に含まれる家族は」とも書かれています。
 このあたりの意味が分かりにくい。おそらくは「パスポートに家族の記載があるので、否応なくこの申請の対象になってしまう」というケースなのでしょうが、日本の場合はパスポートは個人単位ですから戸籍のように「他の家族が載ってしまう」というケースは基本的に無いです。多分どっかの国のパスポートには、家族メンバーが書かれている場合もあるのでしょう。

 「パスポートに他の家族名が出てきてしまう場合」について、強いて日本で事例を探せば、子供のパスポートの署名欄に法定代理人親権者が代筆する場合があり、その場合には代筆親権者の氏名と続柄を書くことになってますから、そういう場合でしょう。しかし、未成年者の留学に親御さんがつきそう場合には、保護者ビザ(Student Gurdian Visa)という別の類型があります。まあ、保護者ビザは取らないけど、パスポートに氏名が登場してしまうからここに書いておく、というケースはこのくらいかな?という気がします。

 なお、ここでいう「家族」とは配偶者(内縁)と18歳未満の子供です。一人が学生ビザを取って、それにおじいちゃんやら叔母さん姪っ子などなど親族一同が一気に相乗りする、、、のはダメです(^_^)。


第6画面 オーストラリアにおける住所

学生ビザ申請06画面


 観光ビザで入国し、オーストラリアから学生ビザに切り替える場合ですから、あなたは既にオーストラリアにいます。当然住所もあるわけで、そのあたりの住所を記載します。

 このあたりは右の画面の解説を読めばおわかりでしょう。

 なお、ビザ申請を手伝ってくれて連絡役を買ってでてくれる人は、あとの第8画面とも関連しますが、特段の事情がない限り「なし/NO」にしておくのが無難だと思います。理由は第8画面参照。

第7画面 連絡手段

学生ビザ申請07画面

 移民局からあなたに連絡する場合、希望の連絡方法について記載する頁です。

 最初は、住所と郵送先が異なる場合についての記載です。通例は住所=郵送先で良いのでしょうが、例えばシェア先の郵便物管理がいい加減で、ともすれば取り紛れてしまうような場合、誰か信頼できる人の住所に送ってもらうなどです。

 メールやFAXで通信するのがメインですが、「ワシはメールはキライじゃ」という人、あるいは異様に通信環境がよろしくない場合、「郵送でお願いします」としておいてください。普通の場合はメールが一番楽です。こちらから返信する場合も、返信モードでやればすぐに連絡がつくし、タイムスタンプなど記録も残りますから。早いですし。昔は全部いちいち郵送とかやってたのですが、時間はかかるわ、ちゃんと着いているかどうか不安だわでイライラしたもんです。

 

第8画面 ビザ代行業者さん

学生ビザ申請08画面


 ビザ申請のヘルプというのは、キチンと登録したビザ業者さん(ビザ代行士という資格保持者)でなければ出来ません。これは有料/無料を問いません。したがって、ここで僕がアレコレ書いているのも、「留学や海外に関連した(詳細な)雑談」レベル以上のものではないです。あくまでカジュアルなトークですから、そこんとこよろしくです。


第9画面 健康関係

学生ビザ申請09画面


 特に問題がなければ、オールNOでいいです。

 昔は学生ビザの場合、全員健康診断を受けていたのですが、「無駄すぎる」という批判があったのでしょう、必ずしもやらねばならないわけでもなくなってます。やるべき場合は、その旨移民局からメールがきます。

 そして、「この人は健康診断を受けさせた方がいいかどうか」のあたりをつけるのがこのページでしょう。
 だからといって、安く済ませるための健康診断逃れとして、何が何でもNOにしたらダメですよ。後でバレたら面倒なことになりますから、あくまで正直に。

 問2〜4は、オーストラリアの病院や養老院、幼稚園や託児所など特に感染に弱い人達のいるところに行くつもりのある人は、予め健康診断を受けろというのが本来の趣旨です。ここでYESをクリックすると、あとでメールが来て健康診断を受けなさいと言われる可能性が高いです。これが面倒臭いと感じるなら、全部NOにしておけばいい。しかし、現地で働くのが夢で、そのあたりはやはりキチンとしておきたいのだったら、ちゃんと健康診断を受けるべし。

 看護学校や医学部に入学するなら当然YESに決まってますが、語学学校レベルで、「できたらいいな」くらいだったら、わざわざこの時点で受診しなくてもいいと思います。その機会があるかどうかも分からないし、こちらに来たら気が変わるかもしれないし。また、実際に働くようなことがあれば、雇用先からその点はチェックされるだろうし。こちらでも日本とほぼ同額で健康診断は受診できます。

 あとは重大な既往症や予防接種についてあれこれ聞いたり、注意書きをしています。見慣れない病名英単語のオンパレードですので、ボキャ力UPを目指すあなたは辞書で引いてください。チュバキュローシス(結核)、へプタイシスB(B型肝炎)くらいは、常識レベルとして覚えておくべしです。日常会話でも出てきますから。当然、プレグナンシー(妊娠)なども。


第10画面 「いい人」チェック

学生ビザ申請10画面


 キャラクターテストと言われる「いい人度チェック」です。
 要は犯罪者とかテロリストではありませんよということです。

 一般的な日本人だったらオールNOだと思います。そうそう国外退去経験があったり、戦争犯罪人やアルカイダに参加するなどドラマチックな人生を送っている人は少ないでしょう。

 ただし、かつての違法行為については、厳密にいえば、交通違反なんかも含みます。気になる人は全部正直に申告したらいいですが、どうでもいいような気もします。なぜなら「この人物を入国させるべきかどうか」という国家判断レベルにおいては、あまりにも日常的で誰でもやってるような微罪(駐車違反とか)はイレレバント(関係ない)な感じもしますし、そんなことを聞いているのではないでしょうし。

 しかし、「オーストラリアの国防に危害を加える活動に参加したことがあるか」で「YES」にする人なんかいるんでしょうかね?


第11画面 宣誓

学生ビザ申請11画面


 「宣誓」です。
 これまで記載した内容に間違いがありません、ちゃんとわかってますという宣誓です。

 「ちゃんと資力があります」「変更があったらすぐに申し出ます」「ビザ条件を遵守します」という当たり前のことばかりなのだが、前のページがオールNOだったので、勢いでここもオールNOにしてしまった人が居ます。「ビザ条件を守るつもりはありません、お金もありません。オーストラリアの法律を守る気はありません」と”宣誓”しちゃったわけで、移民局から「本気か?」というメールを貰ったそうです。お気をつけを。

 なお中段以降8534がどうしたとか延々注意事項が書かれているのは、画面でも解説したように、学生ビザを5回も7回も更新更新で居続ける人に対しては、「ええ加減にせんかい」「これで最後、もう次はないよ」という最後通牒が下される場合があるよという注意書きです。かーなりムキになって書いている感じがするから(8534と8535の違いもよく分からんし)、そういう人が多いのでしょうね。

第12画面 最終確認

学生ビザ申請11画面


 これまでの記入した内容が一気にドドドと表示されます。
 記載内容に間違いがないかどうか、しっかり確認してください。


第13画面 申請料の支払手段の選択

学生ビザ申請12画面


 クレジットカードでの支払いのページです。

 オーストラリア国内にいるということで、国内でよく支払手段に使われる簡易な銀行振込(B−PAY)も選択肢になっています。しかし、B−PAYの注意点が延々書かれ、なんかBPAYで払って欲しくなさげな印象もあります(^_^)。


第14画面 クレジットカード支払のページ

学生ビザ申請13画面


 ここは普通のオンラインショッピングと同じです。

 ただし、画面でも解説しておいたように、ボタンを押すのは一回でいいです。サーバーが重かったりして全然進まない場合でも、イライラして何度もポチポチやってると、その回数分引き落とされたりするかもしれず、じっと我慢で待っててください。
 時間的に切迫している人は、ここまででセーブしておいて、後日時間があるときに続きをやればいいでしょう。画面を放置したまま席を離れたら、大事なクレジット情報などが第三者に漏れてしまいますし。また、ネットカフェなど公共でやってる場合は、履歴を消すなどされるといいと思います。


第15画面 申請受理のページ

学生ビザ申請14画面


 ご苦労様でした。最後までいくと、このような受理画面になります。

 ここで大事なことは、TRN番号を控えておくことです。今後の照会などで必要ですから、絶対に控えておいてください。

 その他、申請書の内容を全部記載してあるファイルやクレジット支払のレシートなどもクリックしてダウンロードしておくといいです。

 また、今後自分のビザの状況をオンラインで照会できるVEVOシステムもこの際登録しておくといいです。ビザレーベルの代わりになりますから。VEVO登録画面は次で解説します。

一件終了したら、必ずEXITボタンを押すように。さもないとALT+←で過去の記載が読めてしまい、あなたのクレジットカード情報から個人データから全部他人に見られてしまうリスクがあります。それに加えて、出来ればブラウザの履歴を消すとか、そのくらいやってもいいくらいです。

第16画面 VEVO登録・照会

学生ビザ申請15画面


 VEVOの登録といっても、単にパスワードを登録するだけで良いです。超簡単。

 これで、以後、VEVOに行って、自分のパスポート番号やTRN(交付後はVGN)、パスワードを入力するだけで、自分のビザの内容が一目瞭然に分かります。画面の最後にVEVOの照会画面を貼り付けておきます。

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