シェアの探し方
シェア探し入門(その4)
1.シェア広告はどこにあるのか?
シェア探しは、毎週土曜日に刊行されるシドニーモーニングヘラルド(Sydney Morning Herald)という新聞の広告欄に載ってます。土曜日版はメチャクチャ分厚くて数百ページあり、目当ての広告欄を探し出すにはコツ(tip)がいります。最初のページをめくった二頁目の左上段にコラムで囲んだClassified Index(分類分けされた広告の目次)があり、そこのRentalsの欄の"Share accommodation"の項目を見てください。『Business Sahre Accomodation 87 』と記載されているはずです。これは「ビジネス分冊の87頁」という意味です。そこに載ってます。
またインターネットのドメインのサイト(http://www.domain.com.au/)に行けばあります。これは新聞に載っているものがインターネットにも転載されているもので、土曜日を待たずに調べられますし、検索などもできるので便利です。
あるいは、語学学校の掲示板や街の掲示板、お店の中の掲示板、電柱の張り紙などにもシェア広告はあります。最初は中々見つけられないかもしれませんが、慣れてきたら「あ、ここにも、あそこにも」と目に付くようになります。
ちなみに「どうしても日本人と一緒に暮らしたいんだあ」という人は、日本人用の掲示板サイトがいろいろあります。
”おーっす”とか”Cheers”とかいろいろあったのですが市町村みたいに統廃合しているのか、今時点ではJAMSが一番大きいでしょう(というかここしかないかも)。当然ながらその殆どが日本人同士のシェアで(何も書いてなかったら日本人オンリーだと思っていい)、そのまた多くはシティとかボンダイなど日本人密集エリアの物件でしょう。とくに2005年になってからの日本人ワーホリ系のシティへの”一極集中”はかなりのものがあるように思います。日本人云々を抜きにして、物件的に見ても「狭い、高い、環境悪い(実は統計的には治安はシティが一番悪い)」の三拍子揃っていて、なんでそんなにシティに住むのか?ようわからんのですけど。
2.数撃った奴の勝ち
シェア広告には大した情報が載ってません。料金とエリアと電話番号くらいでしょう。それでいいです。結局は見ないとわかりませんから。ガンガン電話してアポを取って下さい。
電話する数は、何件電話すればOKという客観的な基準もありませんけど、2−3日で50本以上は電話するくらいのつもりでいてください。電話したところで、不在だったり、留守電だったり、電話口に出てくれても"It's gone"たったりしますから、10本かけて1本アポがとれたらラッキーくらいに思ってください。だから広告の段階であれこれ目移りして悩んでもいても殆どが無駄です。過去最高は41連敗(それだけかけてもアポがとれない)という人がいましたが、めげずに42本目のかけることです(実際その人は42本目にドンピシャがきました)。
しかも電話は集中豪雨のようにかけてください。一本電話してまた広告を見て、、じゃなくて、もう広告片手に片端からかけるくらいに。なぜかというと、すごい無愛想な人にガチャ切りとかされることもあるわけです。かなりヘコみます。そこで終わってしまうとトラウマになります。トラウマになる前にガンガン掛けつづける。何本かかけていればオーストラリア人は優しいから必ず優しい人に出会い、アポが取れたりします。一回とれてしまえば、トラウマなんか吹き飛びますからね。
3.何で選ぶか
結局は「人」です。これは皆さん口を揃えてそう言いますね。綺麗な部屋とか便利なところとか最初は客観条件で選びたがりますが、豪邸に住んで人を見下したようなイヤミな奴と暮すくらいなら、多少ボロでも親切な人と暮らした方がいいでしょ?その方が居心地いいですし、会話も弾むでしょうし、結果的に英語も伸びます。シェア探しは物件探しのようだけど、究極的には「人探し」だと思ってください。
それと異様に綺麗な家は、あなたが異様に清潔好きでないと止めた方がいいかも。シェアはホテルではないです。あなたにも掃除の義務はあるし、綺麗にする義務が発生します。靴に泥がちょっとついてただけでカーペットを弁償しろと迫られるかもしれないし、シャワータイルの目地を完全に拭わないでおくと(カビが生えるから)叩き起こされて掃除させられたという人も実在します。あなたの実家の部屋と同じ程度に散らかってる家がいいんじゃないかと思います。
4.できればオーナーと一緒に住む方がいい
シェアの中には、家作を何件も持っていて学生アパート経営のようにやってるところもあります。広告で見抜くのは難しいですが、部屋がいくつもあるよな書き方、つまり "fr $120"のように fr =from=「120ドルの部屋からあります」という場合は要注意かも。
こういう居住形態は気楽といえば気楽ですが、オーナーと一緒に暮らしていないので、@ホームステイのようなオーストラリア人の生の暮らし振りが見えない、Aタチの悪い住人がいてもオーナーが一緒に暮らしていないので対処が遅れる。特にAは実際のケースでありましたが、奥の部屋に住んでるオージーの女の子がタチが悪くて夜中の3時に帰宅してから大音量でステレオを聞くのですね。眠れたもんじゃないし、オーナーに文句を言っても「あとで注意しておくよ」くらいのぬるい対応になりがち。オーナーが一緒に住んでたら、オーナーも被害をこうむるから、即座に叩き出すなりなんなりしてくれるでしょう。
5.長期契約はするな
「最低3ヶ月は住んで欲しい」などといわれた場合はやめておいた方が無難でしょう。結局は住んでみないと分からないし、シェアに対する意識は月日とともに変わります。
着いた当初は友達もいないしやることもないのでシェア=「自分の城」のように完璧なアメニティを求めがちです。でも、学校が始まり、友達も増え、連日連夜パーティーだバーベキューだとバイトだとなってくると、シェア=寝るところ、ベッドがあればそれでいいってなります。せっかく海が見える部屋だったとしても毎晩遅くに帰ってくるから真っ暗で何も見えないってこともありえますし、そのくらい活発に交流したほうが英語は伸びます。また慣れるにしたがって距離感も変わります。最初とんでもなく遠く思えた場所も「すぐそこ」に思えるようになりますし、足腰も強くなります。ですので、シェアへの要求水準は下がってきます。だからルームシェア、ラウンジシェアなどが成立する余地があるのですね。
このようにシェア意識はどんどん変わってきますので、最初の段階で決めたことに長期間拘束されるのも良くないと思います。ですので、ミニマム3ヶ月とか言われたら、よほど確信がある場合の他は敬遠した方がいいかも。
じゃあ、どのくらい住むつもりなの?と聞かれた場合ですが、「わからない」と正直に答えたらいいですよ。ただそれじゃあんまり無愛想なので、「まだオーストラリアに着いたばかりで正直わからないんです。どういう展開になっていくか、バイトもどこで決まるかもわからないし。居心地がよければずっと居るかも知れないし。でも、学校だけは3ヶ月いくつもりですから、少なくともその期間はシドニーにいますよ」とでも答えておけばいいでしょう。
6.super quick
あまり考え込んでいると、他の人に取られてしまうってことがあります。実際、シェア先の前まで送っていったら、『実は、、、』といわれてドタキャンされたことも一再ならずあります。3分差で取られてしまったというケースもあります。そのとき言われたのが、「いいと思ったら、スーパークィックにしなきゃ」ということです。
しかし、初めてのシェアでどういう所があるのか、どんな人がいいのか、多くの事例を見て目を養い、じっくり考えて決めたいところでもあります。早く決めなきゃいけないけど、早く決めてはいけないというジレンマです。
このジレンマを解消するのは、結局は上記の2に戻りますが、集中豪雨のように電話かけまくれ、できるだけ短時間に多くの物件を見て廻れということに尽きます。一日に一軒とかのんびりしたペースだと、1週間7件見て「ああ、最初のがベストだな」とか思っても、とっくに他人にとられてしまっているでしょう。あなたがいいと思った物件は他人もまたいいと思うだろうし、人気のあるシェアは、見ている間に次々に他の人が入ってきたりします。
というわけでビビッたり躊躇しているヒマはありません。探すと決めたら一気呵成にことを進めてください。
7.かき入れ時=土曜日の午前中
土曜日の朝に新聞広告が出ると書きましたが、その日は広告主も電話の前で頑張ってる確率が高く、ビシバシつながり、アポも取りやすいでしょう。
オーストラリアと日本の生活時間差は2時間くらい、オーストラリアの方が朝は早く夜も早いから、朝の7時にかけても日本でいえば9時くらいです。そんなに失礼ではない。また夜の9時過ぎにかけるのは日本でいえば11時過ぎに相当するので結構失礼です。
ですので、土曜日に速攻で新聞をゲットして、どんどん電話をかけまくるといいです。
それ以前の平日は、仕事をしてる人も多いし、なかなか電話がつながないとか、アポの日取りが合わないとかいうこともあるでしょう。それでも見つかるときは見つかりますので、頑張ってください。ただ決戦の土曜日に備えての予行練習的な部分もあろうかと思います。
GOOD LUCK!
→6.シェア探しのための実戦サバーブ別解説 (シェア探し入門その5)
付録
シドニーの交通機関については、ここを参照ください。
シドニーの土地カンについては、ここを参照のこと。
有用なリンク先としては、
(1)住所を入力しただけでそこの地図が出てくる便利なサイトとして
Whereis
(2)シドニーの市バスのサイト
State Transit
ここにいって、二段目の横バーの左から二番目の”SERVICE MAPS"にマウスを置くと、プルダウンメニューが表示されます。
その一番目の、Reagional Network Mapsをクリックすると、シドニーのエリア別のバス系統図がダウンロードできます。
二番目のRoute and Service Mapsをクリックすると、系統番号別にバスの運行図と時刻表がダウンロードできます。
(3)シドニーの電車(City Rail)のサイト
City Rail
ここに行くと、全ての路線の時刻表が載っています。
また、年がら年中修理工事で特定の路線が止まったりしてますので、Trackworkのページで事前に確認しておくといいでしょう。
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