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IH Sydney
インターナショナルハウス・シドニー


学校名 IH SydneyTTPC (Teachers Training & Professional Centre)
インターナショナルハウス・シドニー
住所 Level 1, 203 Clarence Street Sydney,
NSW 2000 Australia
Tel:+61-2-9279-0733 Fax:+61-2-9279-4544
Email:japan@ihsydney.com.au

ボンダイ校も出来ました
237 Oxford Street, Bondi Junction (もとNavitasのあったところ)
,
WEB:http://www.ihsydney.com.au/

コースと費用 ゼネラル英語コース
・2016年度授業料$390/週(12週まで)、13-24週で$380、25週以上で$365
・「セミ・インテンシブ」と呼ばれているコースは、月〜木の昼間部と月〜金の夜間部(イブニング)で正規よりも20-25ドル安くなる。つまり12週まで370ドルで、次の360ドルから10ドル刻みに落ちてきます(2016年度は360/345)。フルが週25時間なのに対して週20時間。
 ★日本人特別割引として、11週ごとに1週オマケでもらえます。
 ★ワーホリ特別価格(17週申し込んだ場合)フルが5860ドル(週単価344.70ドル)、セミが5560ドル(327ドル)。


英語教師養成については本家だけにコースも非常に豊富で、
英語教師養成コース  CertcificateW TESOL 8週
英語教師養成コース  CertcificateW TESOL 4週 orパートタイム10週
英語教師ケンブリッジ検定 CELTA 4週
児童英語教師養成 (J-SHINE) 6weeks
児童英語教師養成 (J-SHINE・Japanese) 7weeks
 ユニバーサル・イングリッシュ・カレッジのJ-SHINEコースがIHに移転。日本人向けのJ-SHINE。専用ブログもあります。
児童英語教師養成 (ENGLISH FOR TEACHING YOUNGER LEARNERS) 4週
 というのもあり、オプションで実習2週(別料金)もあります。



備考  比較的新しい学校のようで、本質的には歴史の深い学校。その沿革を知らないとこの学校の理解はしにくい。

 もともとマンリーにワラタ(Waratha)というヨーロピアンに強いいい学校がありました。ACEの強力な好敵手でした。このワラタがIH(インターナショナルハウス)という世界チェーンに加入し、名称をIHに変え、いっときシティキャンパスもありました。
 その後、マンリーのワラタは某イギリス系の大手に売られ、さらにアメリカ資本のKAPLANに売られ、今はKAPLAN MANLYになってます。

 一方、ワラタの中枢メンバーだったジュリーさんが、その遺産を継承するように、オーストラリア人を対象にしたバリバリプロフェッショナルな英語教師学校をシティに作りました。完全オージーのローカル対象だっただけに、日本人の語学学校市場のカテゴリー外でしたので一般には全然知られてませんでした。それが、キャンパスを現在位置に移し、英語教師養成をノンネィティブまで広げ、さらにJ-SHINEにも広げ、同時に英語コースも始めた、、という経緯になります。同じようにACEも英語教師養成学校から始まっていますし、その意味でも好敵手なのですが、ACEも巨大化の果てにNAVITASに吸収されているという似たような経過を辿ってます。そのうち、ACEからもスピンアウトしてくる学校が出てくるかもしれません。

 なお、IHは世界組織ですが、学校そのものは完全に独立しており、子会社化しているわけではないです。ここは「本社の都合で潰される」という恐怖のパターンがあるので、ぶしつけに聞いてきました。

 IH Sydenyは、比較的新しい学校なので料金体系やコース体系もまだ模索中という感じなのですが、上記の経緯を見れば、その中枢エンジンは伝統を承継したハイレベルなものだと言えるでしょう。最近、J-SHINEを含め、ノンネィティブのためのTESOLコースがどこの学校でも盛んになってきていますが、これは韓国系に帰国後のキャリアアップとして人気があるためだと言われています。多くの学校が、マーケティングの結果としてこられのコースを取り入れているのに比べ、IHは原点が英語教師養成機関ですので、そのキャリアやスタッフに一日の長があると思われます。

 人数的には英語コースが100-150名程度でまだ少なくスケール的には不満が残るのですが、注目すべきは同数以上に英語教師養成系クラスがある点です。完全ネイティブ向けのCELTAという超ハイレベルのコースから、TESOL、そして児童英語教師養成という「英語の先生」コースが豊富にあるということは、学校中「先生の卵」だらけということです。先生の卵と生徒がほぼ同数以上という。それどころか校内人口の3分の1は英語ネイティブのオージー(CELTA受講生)であり、生徒平均の英語レベルはかなり高いということです。

 この環境が、夕方のフリースクールに関係してきます。正規の授業が終った後、彼ら先生の卵の練習台としての授業があり、そこに無料で参加できると。もちろん卵ですので、本職のプロほど教え方は上手くないだろうけど、煮詰りながら自習やってるよりは効率が良く、その気になれば朝から夜の8時までたっぷり英語漬けになれます。

 また、単に英語を勉強するだけではなく、将来英語に関わる仕事、特に教職関係を漠然とでも考えている人には良い環境と言えるでしょう。なにしろ児童英語からネィティブまで揃っていて、しかもそれこそが原点であるというこの学校は、同じような教職志望の友達に沢山会えるわけですし、その種の情報も多いでしょう。

   比較的中小規模の学校のわりには、3フロアを使っており、せせこまいしい感じはないです。また、ビルも古き良きダブルブリックのガッシリした天井の高い(3メートルくらいありそう)なビルで、どういう構造か、窓と採光が豊富で密閉感はないです。イメージが湧かないかもしれませんが、近代的でスタイリッシュなオフィスというよりは、古い図書館や美術館みたいなニュアンスです。教室の壁にガラス窓がこまめに配置され、中の様子がかなり素通しで見え、それが開放感にもつながっているように思います。


   2010年末、Academies Australasiaという大きなところに経営権が譲渡されています。
 といっても佇まいそのものは何も変わらないし、世界規模のIHグループへの加入はそのままです。もともとがハイブリッドな学校なので、買収側もそのブランドイメージを傷つけたくないのでしょう。要は学校経営陣が変わり、その「マネジメントが変わる」ということです。

 新しい校長のTimさんにも会ってきましたが、従来の英語教師養成システムは大きな遺産として継承するが、これまでともすれば「〜もやってます」的なELICOS(教師養成ではない一般の英語学校部分)に特に力を入れていくということでした。例えばこれまで中上級以上の人は自然にTESOLなどの教師養成コースに行っており、それ以外の選択肢が乏しかったのですが、ケンブリッジやIELTSを付加しています。

 また、エージェントの関係か、韓国系の学生比率が非常に高かったのですが、これも他国へのプロモーションを積極的に進めることで、かなり是正されてきてます


 2012-13年の状況ですが、相変わらず英語教師養成コースの充実度という長所はそのままで、英語コースはどんどん普通の多国籍学校になりつつあるように思います。「普通」というのは教師養成の付属校的な性格や、初期の韓国比率の高さという部分が是正されていったということですね。

 ただ、ユニバーサルから日本人J-SHINEクラスをを引き継いでいるので、校内の日本人環境に関してはちょっと不思議な感じになってます。

 なにがどう「不思議」かというと、口では説明しにくいです。書いたところで理解できるとも思えない。見ないと分からないと思う。「二つの学校が同じ建物に同時存在している」というか。それが好きか嫌いかです。面白いといえば、面白いですしね。

 日本人カウンセラーは杉浦奈保さんという気さくで優しいお姉さまです(^_^)。



語学学校の選び方

序章 カタログショッピング的学校選びの危うさ
  〜学校紹介データの読み解き方

(1) ロケーション    
(1-2) 学校と住居のコンビネーション
(2) 予算、授業料
(3) 学校の個性と居心地(規模、雰囲気)
(4) 目的やコース (IELTS、ケンブリッジ、ビジネスコース)
(5) 英語力別の学校の適性(初級・中級・上級)

(6) 上級編・本質編:何のために学校にいくのか?
  〜「結果を出す」留学のために




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