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学生ビザ、観光ビザ、ワーホリビザの活用法(4)




INDEX

1.どのビザが適当か?ビザ選択の基準 
2.学生ビザの取得方法 Aパターン:日本国内から取得
3.学生ビザの取得方法 Bパターン:オーストラリア国内で取得
3-2.学生ビザオンライン申請記入要領・詳細解説
4.観光ビザ→学生ビザ実戦活用ガイド/その他(就労許可、学校変更、ビザ延長)(←今ココ)
付録:いわゆる「ビザ取り学校」と滞在延長方法論

観光ビザ→学生ビザ実戦活用ガイド



 実際に僕がサポートしている皆さんはどうしているかというと、いろいろなパターンがありますが、最初は観光ビザでやってきて現地で学校選びをしてから入学するケースの場合(これが多いですが)のパターンを実戦的にみてみます。


@観光ビザ→学生ビザ即切り替えパターン

 観光ビザで入り、最初に学校見学をし、学校を決めた時点で一気にドンと申し込み、早々に学生ビザを取得するパターンです。

 このメリットはビザ云々という面倒くさい手続きを早めに片付け勉強に専念できる点にあります。また早く学生ビザを取得できることからアルバイトも可能になります。ただし、そうはいっても一気に1年ドン!と申し込むのは熟慮が必要だと思います。半年もすれば大体の目鼻がついてくるでしょうし、もしかしたらもう語学学校は十分でビジネス学校にいけるようになっているかもしれません。また、生活に不慣れな初動に相応しい学校、高度に専門的なコース(ケンブリッジなど)をやるのに相応しい学校、それぞれ特色はありますから、半年くらいの期間を区切って、そこでまた考えてみる方がいいかなと思います。

注意点:観光ビザ(ETA)の取り方〜VGN(ビザ発行番号)

 学生ビザ取得方法AでもBも書いたことですが、一応ここでも繰り返して書いておきます。
 ただ、思いっきり重複してるので折り畳んでタックしておきますね。クリックして続きを読んでください。

→続きを表示させる

Aお試しパターン

 観光ビザで観光ビザで通学できる3ヶ月だけ学校に申し込み、様子をみるという方法です。

@−1 その学校が気に入って、さらに長期に通いたいと思ったら、学校の延長手続きをして、学生ビザを取る(たとえば最初3ヶ月申し込みだけど、1ヶ月目経過時点でOKとなったら、さらに3ヶ月追加で申し込み、合計6ヶ月にして(すでに1ヶ月経過してるので残存期間は5ヶ月ですが)、その期間で学生ビザを申し込む

@ー2 この学校は3ヶ月で十分と思い、さらにあとに行くべき学校を決め、3ヶ月以上の申込手続きをしてその学校に通うということで学生ビザを取る(つまり最初の3ヶ月は全部観光ビザで通ってしまい、最初の学校では学生ビザを取らない)

B観光ビザ連続パターン

 観光ビザで3ヶ月学校に行き、3ヶ月の終わり頃に一回海外に出て(ニュージーランド旅行とか、バリ旅行とか、日本一時帰国とか)して、また観光ビザでオーストラリアに帰ってくる。そうすると、また3ヶ月オーストラリアに滞在できるから、そこでまた3ヶ月学校に(同じ学校でも、違う学校でも)いくというパターンもあります。これは学生ビザ申請費用(550ドル、2015年07月以降)&健康診断費用(300ドル前後)、OSHC(約50ドル前後(学校が提携している保険会社による)×加入月数)など加算していくとかなりの額になることから、そのくらい出すなら安い航空券で旅行した方がいいと思う人には向いているでしょう。

 ただし!この種のイージーな「出たり入ったりで観光滞在期限を延ばす方法」がすんなり認められるかどうかは、そのときどきの政策や、各空港の各係官によって、さらにはその人の「その日の気分」で左右されたりするんですよね〜。すんなりいく場合が多いのですが、別室に連れて行かれて「前に来たのになんでまた来るのだ?」と執拗に小一時間問い詰められた(もちろん英語で)人もいます。
 このあたりのファジーさが「”海外”という環境の本質」でもあるのですが、「対策」としては最初の3か月の滞在期間の間に、その程度のことは余裕でクリアできるように強くなっておくことでしょうね。あなた任せのド過保護環境で滞在しているのでなければ、この手のことは日常茶飯事だから自然に強くなっているでしょ。それにこんなの何とでも答えられるでしょう?「キミはオーストラリアに住んでいながら、わずか3か月でこの国の素晴らしさを堪能できると本気で思っているのか?冗談じゃないよ!まだウルルーにも行ってないし、タスマニアは前回時季外れだから泣く泣く諦めたし、これからですよ、これから!」と机をバンバン叩いて激論してください(勿論英語で)。それが出来るようになりたいから英語学校に行くんでしょう?この程度のことが出来ないで、どうやって「英語を活かした仕事」=海千山千の海外ビジネスなんか出来るのか?ちなみに上記の別室実例の人は、ワーホリ1年後の修行完了モードだったので、1時間戦い抜いて入国しました。当然って感じ。

 いずれにせよ、最初観光ビザで入った場合、3ヶ月の有効通学期限をどのように活用するか?ということです。

 このように現地でその場その場で決めていくのは、将来の一定時期に(たとえば3ヵ月後なり半年後)自分がどの程度できるようになっているのか分からないからです。だから、細かく区切ってステップバイステップでやっていこうということです。 ただし、あまり短い期間で3ヶ月づつ学生ビザを延長してたら費用もかかりますし、そこはケースバイケースですし、学生ビザなしに通える最初の3ヶ月をそれなりに利用しましょうということですね。  ただ、気に入った学校が見つかったら、腰を落ち着けて勉強するために、あるいは3ヵ月後にビザでバタバタするのを避けるために、半年申し込んで、いきなり学生ビザを取られる人も多いです。

 半年後なりの学生ビザの延長ですが、これは前述のように同じ学校を延長する場合もあれば、違う学校の場合もありますし、今度はビジネス学校なり大学になる場合もあります。

 その他、高等なワザですが、学生ビザというのは学校が終了してからも4週間まで滞在できますし、学校が始まる前6週間滞在できます。最初にAという学校に入学して学生ビザを取り、次にBという学校に入りそこでまた学生ビザを取る(延長・更新)する場合、Aの学校が終わってからBがはじまるまで最大10週間のインターバルをもうけることができます。この間に息抜きに旅行してくることもできますし、8週間だけ気になっている他の学校に短期的に通う(学生ビザは取らないで)ことも可能です。

 ちょっと複雑ですけど、考え方としてはじきに馴染むと思います。


その他、学生ビザについて

学生ビザで働く場合の労働許可
  2008年4月26日以前に交付された学生ビザの場合は、学校開始後、別途に労働許可申請をしなければなりませんが、それ以後取得した学生ビザについては、そのような手続は必要ありません。そのまま働けます。
 これも1998年の改正のとき別途労働許可が必要になったり、2008年4月の改正でまた不要になったり、本当にコロコロ変わるから鬱陶しいのですけど。
 参照:Conditions for Working While Studying

 学生ビザの場合の労働制限は週20時間までですが、これにはボランティアのようなものは含まれません。また、学校が休暇中の場合は無制限に働けます。「休暇」といっても、語学学校の場合は、せいぜいクリスマスホリデーくらいですが、大学の場合には数ヶ月に及ぶ長いサマーホリデーがあったりしますから。また、同行して渡豪した被扶養者も働くことが出来ます(条件はほぼ同じ)。

学校の途中変更、学生ビザの延長
 学校の変更は、最初の6ヵ月は原則禁止になってます(2007年7月1日の改正で12か月が6か月に短縮された)。

 この変更の禁止や手続の面倒臭さが、しつこく「現地で学校を見て確認のうえ入学した方がいいよ」とオススメしている所以でもあります。

 あと、語学学校の場合、いきなり半年以上申し込むのは長すぎるかなって気もします。理由その1は、半年も通学してると飽きてきます。丁度そのくらいというのが、「やってもやっても伸びない」と悩みに誰しも取り付かれる時期ですし、倦怠期にもなります。ですので、半年くらいにブレイクを入れておいた方がいいかなということです。語学学校って大学とかと違って長期休暇がありません。半年も通っていると、休みたくなるでしょう。理由その2は、全くの現地不案内な最初と、半年後では学校のニーズも変わってくるだろうということです。最初は不安だから、そこそこ日本人サポートある方がいいと思っていても、段々ともう少しシビアな環境が欲しくなったり。理由その3は、半年くらいやれば、もう次のステップ(ビジネス学校など)に進める人もいるからです。行けるものならビジネス学校等の方が、学費も安いし、容赦なくネィティブ英語を浴びせられますので、鍛えられます。
 以上から、いきなり半年以上申し込んでしまうのではなく、ビザ延長料金&手間暇を掛けても、半年くらいに見直し時期を入れておくといいかなと思います。

 それでも途中で転校したい場合は、「特別許可申請」を出します。これは、どうして転校しなければならないのかの理由説明、さらにそれを証する書面などを添付して申請するものです。たとえば「○○コースがあると聞いてたのに、人数が集まらず取りやめになったのでこの学校に通う意味がなくなった」とかいう場合は典型的な例だと思います。

 なお、延長ですが、これは可能です。ずっと前は一回だけとかケチな制約がありましたが、今はありません。
 ただし、あまりにも何度も何度も学生ビザを更新していると、「これで最後、次はない」という 'No further stay' conditionを食らうことがあります。学生ビザは現地滞在の方便としてよく使われるのですが、それも限度があり、今年でビジネス学校も7校目とかやってると、「ええ加減にせんかい」と言われてしまうという。

 また、現地で取るビザが2回目以降になると追加料金700ドルがかかるというセコい規則が2013年7月から施行されますが、これについては既に述べましたので該当箇所をご参照ください。

→ついでに「付録:いわゆる「ビザ取り学校」と滞在延長方法論」もみてみる

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1.どのビザが適当か?ビザ選択の基準
2.学生ビザの取得方法 Aパターン:日本国内から取得
3.学生ビザの取得方法 Bパターン:オーストラリア国内で取得
4.観光ビザ→学生ビザ実戦活用ガイド/その他(労働許可、学校の変更、ビザの延長)

付録:いわゆる「ビザ取り学校」と滞在延長方法論