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予算・費用について



1. 日本を離れるまでの費用

2.滞在費予算のシュミレーションとその検討
 〜とりあえず2〜3000ドルサクっと浮かす方法


3.質を妥協せずに安く豊かに暮すハイパー実戦講座
 〜目標は原状回復!来たときよりもリッチになろう


4.予算についてちょっとしたコツ

 なんの自慢にもなりませんが、僕は20代前半にビンボー学生生活を体験しました。無謀にも司法試験に挑戦し、「起きてる間は全部勉強」生活で、家賃1万5000円の京都の下宿に住み、年に数回しか肉を食べられず、しまいにはタバコに数字を打って吸いすぎないようにセーブしてました(だったらやめればいいんだけどさ)。まあ、当時はそれがわりと普通だったし、当時の仲間達がそうだったように人生賭けて勉強してたので(子持ちで受験している人もいるし)、僕らは勉強のプロであると同時に「貧乏のプロ」でもありました。合格して年収が十倍になろうとも、この頃のスキルは一生モノの財産になってます(そっちの方がデカいくらい)。

 このHPでもこのスキルを全開にして、いかに最小の努力で最大の効果を上げるかという英語学習論を書いてますが、ここでは予算・費用という「いかに最小の経費で、質を落とさず、最大の効果をあげるか」について書きます。単にケチるだけでは甘い。質を落としたら負けです。やる意味がなくなる。貧乏道の奥は深く、投資すべき所はドンと投資し、不要な部分は大胆にカットするというメリハリが必要です。このコーナーも、最初はただの現地生活シュミレーションを書いてたのですが、段々燃えてきて(^_^)、毎度のことながら、長くなってしまいました。

1.日本を離れるまでの費用


 このコーナーでは、2以降のオーストラリア現地での予算とやりくりの「秘術」(^_^)を書いています。が、まだ日本におられる人の場合、日本からオーストラリアにやってくるための費用が必要です。

ビザの取得費用
 移民局の該当ページ(このURLがコロコロ変わるのだが)によると、ワーホリビザは440ドル(2017年01月現在。直近数年で280→365→440と激増し、今度は2017年07月より390ドルに値下げ予定と言われている)、学生ビザの場合は550ドルです。ただし、学生ビザについてはビザの項目で力説しているように現地取得をオススメしたいのですが、その場合観光ビザ(ETA、20ドル)でとりあえずやってきて、現地で学生ビザを取るという方法になります。健康診断については、「病院や幼稚園で働くつもり」系の質問をYSEにさえしなければ、特には不要です。健康診断をマトモにやると3万円前後かかります。

 詳しいことは、
 ビザ〜学生・観光・ワーホリビザの活用法
 ワーキングホリデー・ビザの取得方法

 なお、パスポートをまだ取ってない人は、外務省のパスポートの頁参照。10年パスポートで1万6000円です。滞在期間をカバーするようにご注意を。ところで2月20日はパスポートの日だそうです。

航空券
 格安航空券は、現在のところ、ジェットスターがダントツに安いです。多分に安かろう悪かろうってところもあるのだけど、この安さは確かに魅力です。他にも直行便ならカンタス、JALがあり、経由便なら大韓航空、アシアナ航空などがあります。値段だけでパプアニューギニア航空(ポートモレスビー17時間待ち)で来た人も居ましたが、それでも今ならジェットスターの方が安いかもしれない。

 航空券の値段くらい不思議なものはないと言われますが、同じ便でも予約する日によって、あるいは旅行代理店によって違います。もう株式市場みたいなものでかなり違う。通例年末年始やGW時期は上がると言われてますが(通年で高・中・低時期がある=peak, shoulder, low)、高い時期の筈なのに、大口のパックツアーが流れて直前にキャンセルチケットがどっと格安市場に流れて投げ売りされるという、コンサート会場のダフ屋さんみたいな現象もあったりします。また、ジェットスターは、硬直的な時期&価格設定ではなく、空席が多ければ敏速に対応して値を下げるということをしますので、時期で決めてかからない方がいいです。例えばある月の27日発は2万8000円があるのに、翌日の28日発は8万2000円になってたりします。そして又、次の日になったら値段が変わってたり、見ている間にもブラウザのリロードかけたら変わってたということもあります。また、時々思い出したように爆発的に安いキャンペーンをやってたりもします。あとこの会社はキャンセル待ちをやらないという話を聞いたことがあります(リアルタイムにどうかは不明ですが)。

 対策としては、しばらくコマメに観察を続け、大体の相場観を覚え、ある日「ここぞ!」とばかりに予約するということです。

 なお、ネットで表示されている価格だけで比べてはいけません。
 実際には航空券本体価格にプラスして空港使用税やガソリンサーチャージがついて、結局は数万円以上高くなります。LCCの場合は、本体よりもそっちの方が高いというケースはザラです。また、荷物は機内持ち込みのみという学生&ワーホリさんにはありえない荷物設定になってたりして、追加で20キロ荷物選択をするとさらに上がります。

 またオーストラリアの場合、消費税は内税方式だし、全て合算した最終価格を表示するようになっている場合が多いのですが、日本の場合、一見安そうに見えて、実際にやってみると付加修正が次々に加算されて、結局そんなに安くないってことがママあります。慎重に吟味してください。

 ジェットスターは安かろう云々があると書きましたが、僕も関空でフライト中止の憂き目にあったことがありますし、途中のケアンズやGC経由で乗り継ぎが間に合わないということも時折生じます。そのへんは織り込み済みってことです。ときにオプションですが、機内食なんか頼まないで自分で持ってった方がいいと思います。中でも買えるし。詳しい体験談は、ノーマルに飛んだ場合のジェットスターはESSAY BREAK (05MAY2008):ただいま帰省中を、アブノーマルに欠航した場合のジェットスターのダメダメ度への怒りの鉄拳はESSAY360:日本帰省記 ジェットスター欠航騒動をどうぞ。もっとも、2013年08月に利用したときはノー・トラブルでしたけど。


海外保険
 渡航にあたって一番高いのがコレでしょう。もう腹が立つくらい(^_^)。
 保険の考え方や選び方は、別途、海外保険についてで執拗に考察しているのでご参照下さい。特に会社によって結構違うこと、免責約款などで意外に補償されない領域が広いことは知っておいてください。

 また、関連して大事なのは、@学生ビザの場合OSHCという海外留学生用健康保険に入らされ、これがかなりお値打ちな保険ですので、疾病療養系はこれでかなりカバーされてしまうこと、A日本の健康保険の海外療養費制度があること、Bお手持ちのクレジットカードにオマケのようにくっついてくる海外保険についてもチェックをしておくこと、C現地でも入れるユニケアやエデュカバーがあること(しかも安い)、などです。

日本での手続
 住民票を海外転籍で抜いておかないと、渡豪中も公租公課(住民税や健康保険、年金など)の負担が発生しづけます。この種の負担は、退職して無収入になっても前年度実績でかけてくるから厳しいです。ただし、上の海外療法費制度を使おうと思うなら、例えば実家に住民票を移し、実家の世帯主の家族の一員になるとかいうワザもあります。この場合、他の負担がどの程度になるか綿密にシュミレートしてみてください。また、健康保険などは全国一律ではなく各地方自治体によって違いますので、自分の住民票のある自治体のHPや、実際に足を運んで聞いてみてください。詳しくは住民票を抜くべきか?メリットデメリットを参照。

 あと、国際免許証ですが、これは趣味です。絶対必須というものではないです。シドニー市内の交通事情は複雑ですから運転しない方がいいとは思いますが、ラウンドなど旅先で機会があれば大平原を「きゃっほー!」ってやりたいなあと思う人はどうぞ。費用的には写真一枚と2650円でしたか、そう大したことはないのですが、免許試験場など取りに行く場所が面倒だったりします。これは免許証そのものではなく、免許証の翻訳証明ですから、免許証現物も持って行くこと。なお、オーストラリアでも免許の翻訳を取れば同じことなんだけど、公認の翻訳資格を持ってる人に頼むのでその翻訳料の方が高くなります。

 付記するに、国際免許証はこちらで身分証明書(の足し)になるというメリットも(多少)あります。オーストラリアの身分証明は、よく「100点証明」=100 Point Identification Checkなどがありパスポートだけでは70点なので、上乗せで免許証やら銀行カードなどが要求されたりするのですが、国際免許証もその役に立つということです。RSA資格を取るときとか。しかし、絶対必須でもないです。銀行口座作ってステイトメント送ってもらったり、NSW Photo Cardなんてのもあるし。


その他の費用
 賃貸マンションから出ていく引っ越し費用とか、家から空港に行くまでの交通費とか、その種のものです。
 逆に、お餞別など、ありがたい収入もあるかもしれません。


その他の費用(2)
 これは英語の準備をするために本を買い込んだり、変圧器や変換プラグとか、日本食とか、留学やワーホリセミナーの参加費とか、サポート料やアレンジ料の支払いとか、その種の費用です。それと歯に不安のある人は、まだ健康保険がきくうちに日本で治療してきたがいいです。

 このあたりは個々人の趣味だと思いますが、純粋に僕の私見で言わせてもらえば、必須なのは英語の電子辞書くらいでしょうか。日本語の電子辞書をこちらで買うと高いし、選択の幅も狭いので。プラスアルファとしてオーストラリアについてのちゃんとした本(ガイドブックやハウツー本ではなく、杉本さんの著作など)。地球の歩き方系の本は、現地の日系古本屋で安く買えますし、必要があれば友達のを見せてもらえば足りる。てか、読まなくなると思います。あとは全部不要。

 まず、電子辞書やオーストラリア文献についてもっと知りたい人は、渡豪準備編の優秀な英語ギアオーストラリア予習本をご参照あれ。また、英語準備は中学英語の復習がもっとも効果的であることは、渡豪前の英語準備方法を参照。

 日本食や、家電製品、変圧器などですが、準備すべきもの、無駄になりがちなもので詳述したように、殆ど要らないです。日本で買った方が良いのは、せいぜい変換プラグ(ソケットの形を変える)くらいかな。それすらこちらでも売ってます。でも空港で200円くらいで売ってたら買いです。変圧器ですが、現在の殆どのPC、デジカメなどの充電器は240V対応だから不要だと思いますし、変圧器は難しいので出来ればナシに済ませた方がいい。どうしても必要とあらば現地の売ります買いますの帰国セールで安く買えます。

 アレンジとかサポート料とかは、これは日本で全部決めるか、現地で確認しながらステップアップしていくかという方針の違いですから、個々人の趣味にお任せします。必要か?と言われたら、僕の意見は全く不要です。その理由は、、、このHP全体になっちゃうんだけど、例えば見学抜きの学校カタログショッピングの危うさ日本で決めることの「安心」感の幻想性サポートってどれだけ必要なのかなどを見てください。


 なんでこんなにバサバサ切って落とすかというと、、、僕が一括パックでお世話する人の圧倒的多数がオーストラリア現地資金100万円以下、平均すれば70万前後です。これで1年頑張る!ってことをやるので、一緒になって電卓叩いて、チープ but リッチな生活術を伝授したりやってます。その皆との共闘作業の中で編み出されていったのが、3以下に述べる「ハイパー実戦講座」で、目標は原状回復以上、つまり「来たときよりもリッチになって日本に帰る」ことです。それはダンドリさえ間違えなければ、ほぼ達成できます。が、それでも困るのは初動時期の投下資本が少ないことです。でもって聞いてみると、かなり日本で無駄遣い(と言っちゃいます)をしている。「ああ、そんなことに使うくらいなら」と溜息をついてしまう。また、帰国の際には、「これ、要りませんか?」と不要なモノを僕の事務所に置いていかれ、今も山積みされています。日本で買い揃え、ろくに使いもせず、置いて帰るモノの多いこと。


 以上、総合すれば、日本での費用は、どんなに高く見積もっても20万円以下でしょう。保険にフルに入ってもそのくらい。歯の治療費は未知数だから入れてませんが。緻密に検討して叩いていけば、その半額には圧縮できると思います。

 以下、次章より本論であるオーストラリア現地での学校・生活費用について書いていきます。

 →次章 2.現地生活費用のシュミレーションにいく