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2008.10/24初稿〜逐次改訂



世界経済の動向とオーストラリアへの留学、ワーホリについて (その2)





2.グローバル経済とオーストラリア留学

2020追記

 この章、主として過去の変化と考察なので、今は別に読まなくてもいいです。

 要旨を数行でまとめます。

・昔と違ってオーストラリア留学生の国籍はバラエティに富んできた。語学学校においても南米系やインド系なども増えてきている
・大学などは中国・インドがメインである等、世界経済の伸びと学生数が比例関係がある
・だから、この環境に頑張って慣れておくと、そのまま国際社会に出ていってもアドバンテージになる

 ということです。

→以下タックしておきますのでご興味のある方だけどうぞ


 ああ、でもこの部分は読んでおいてほしいかな。

学校卒業後の人生設計との関係


 その一方で、留学の次のステップ=国際的な就職など=を射程に入れている人は、喜んでください。なぜなら理想的な環境になってきているのですから。

 リアルタイムの世界の状況がビビッドに反映されているということは、さらに将来を占う場になっているということであり、オーストラリアの留学現場のメインストリームに慣れておけば、世界経済のメインストリームにも慣れていけるということです。練習の場としては最適です。

 前述したように、シドニーでジャパレス以外の純然たるローカルジョブをゲットするだけでも、日本人の数十倍いる世界のライバル達を蹴落とさないといけないのです。これは、ラウンド先のファーム探しが年々厳しくなってきていることもあります。なんせ欧州不況を背景に、大量のヨーロピアンワーホリが流れ込んできて、強力なライバルになってきてますから。しかし、これはグローバル就職の予行演習です。

 気が遠くなるかもしれませんし、ビビって後ずさりしたくなるかもです。わかります。
 でも、英語力と度胸如何ですが、「世界のライバル」って、意外と簡単に蹴落とせちゃったりするんですよね。日本人ちゃんと仕事しますから、評判いいんです。

 ここでの経験で「戦後、なぜ日本が真っ先に経済成長したのか」という日本の強さを追体験してください。そして、ここが上手くクリアできたら、「結構、私、世界でもやっていけるじゃん!」という自信になります。それが将来的に大きな財産になります。

 現地に来たら、英語なんか出来て当たり前ですから、英語ができるのは何の武器にもならない。それは日本で日本語が出来るようなものです。そして、ここで見落としがちなのは、英語力以外の部分が評価の対象になるということでもあります。英語なんて、誰でも現地で真剣にサバイブしてればある程度のレベルまでいきます。最低限のレベルにまで達してしまえば、そこではそんなに差はつかない(まあ、その最低限までいくのが大変なのだけど)。本当にモノをいうのは、あなた個人の資質です。

 ここは、もう、大いに力説したいところですが、平均的な日本人の資質というのは、十二分に国際競争力を持ってます。

 日本政府や日本企業は競争力を持たないかもしれないけど、あなた個人は国際競争力を持ってますよ。こっち来たら分かります。世界の皆さんが、どんだけ仕事がいい加減か。平均的な日本人が平均的に身につけている、真面目さ、誠実さ、善良さ、思いやり、思慮深さ、それがどれだけ世界で評価されているか。是非、知っておいていただきたいし、それは実際に体験して感じてください。捨てたものではないのだ。一括パックでシェア探しをやる本当の意味の一つは、ここにもあります。



→次(3.どう対処すべきか?)へいく

 1.何が起きたのか?世界経済危機とはなんだったのか 

 2.オーストラリアにおける影響(←今ココ)
  2−1:語学学校や留学
  2−2:ワーホリや生活面
  2−3:永住権やビザ

 3.どう対処すべきか?
  3−1:為替の変動にどう対応すべきか
  3−2:渡豪すべきか、いつすべきか
  3−3:世界と日本のメガトレンドと将来のキャリア

参考 
オーストラリア留学/ワーホリ/移住の新しい局面/時代が変わった


Essay 493 :A型定食とB型アラカルト
 先進国の宿命〜中間層の没落/「みんな教」のゆらぎ/逃げ切ろうとする年長世代/列の前と後ろ/で、今の就活は?自分らしく生きるための6つのメソッド

ESSAY 527/斜陽貴族の戦略とGFC2
 GFC2(Global Ficnacial Crisis part2)の大きな流れ、日本も含めた先進国の企業・個人の活路


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