いわゆるダイレクトエントリーについて
なお、英語学校によっては特定の大学や専門学校と提携していて、当該英語学校の特定のコースを修了すれば無条件にその大学に進学できるという、いわゆるダイレクトエントリーをやってる場合も多いです。これはここ数年の流行のようになっていて、あちこちの英語学校があちこちの大学や専門学校と提携しますので、もうリアルタイムに「どこがどこと?」というのが把握しきれなくなるくらいです。
もっとも、ダイレクトエントリーだからといって特別に易しく入学できるというわけではなく、英語学校も提携先の大学に責任がありますから、あまり出来ない生徒にお墨付きはあげないでしょう。あんまり出来の悪い生徒を送り込んだら提携先から「もうちょっと鍛えてから送ってくれ」と文句を言われるでしょうしね。ですので、ダイレクトエントリーを「楽チンな近道」と過大に期待しない方がいいです。それに入学基準のIELTSのレベルなど、実際に進学したら本当に最低限であり、多少余裕で入学するくらいでないと後で泣きをみます。
なお、ダイレクトエントリーによらず普通にIELTS試験を受験して入学するパターンも十分あり、シドニーでしたら、IELTS試験は毎月最低1−2回はやってます。詳しくは、
IELTSの本家のページから、オーストラリア、シドニーのロケーションで調べていくと、試験会場や日程が分かります。シドニーの場合は、NSW大学、シドニー大学などが試験会場として認定されています。
また、大学の学部によっては、入学基準を単に日本の高校卒業資格だけでは足りないとして、その分補充的にファウンデーションコースに通学することを求めているところもあり、そこは大学によって違います。また、英語学校の進学コースの中でも、単にIELTS受験準備だけではなく、ノートティキング、リサーチ、プレゼンテーションなど、ファウンデーションコースのように大学に入ったあとに必要となる基礎スキルをやっているものもあります。
ところで、大学に進学しようという人の場合、特に日本でも大学や短大を卒業して、新たにこちらでまた大学にいくような場合、どの大学のどの学部がいいか、手続はどうするか、また日本で修了した単位を認めてもらい修学年限を短縮してもらう交渉事など(担当教授や主任係官にアポとって直接面談するとか)など、全部自分ひとりの力で調べて、出来るくらいになっておいてください。こちらの大学はかなりハードです。その程度のタスクすらこなせないようでは、入ったとしてもついていけないでしょう。
それと、脅かしてばかりいるようですが、こちらの大学の事務はかなり劣等です。もうハッキリ言い切っちゃいますが、基本的な事務処理能力が欠落してるんじゃないかと思われるくらい、いい加減だったり、嘘を教えられたり、書類を紛失されたりします。ですので、トリッキーな対応に振り回されず、多少ダメといわれたくらいではメゲないだけのタフさとしたたかさを鍛えてください。
余談になりますが、オーストラリアの大学に入学する人の相当数の割合が、永住権狙いだったりすると思います。新卒者永住ビザというのがあり、またボーナスポイントを稼ぐために、日本人が行くのは、特定の学校の特定のコースだったりします(NATTIコースとか、調理師専門学校とか)。そのあたりは、留学相談ではなく、ビザ相談から始めて、大きなグランドデザインを画定してから、論理必然的に「自分のキャリアと年齢からしたらこれらの学校」という感じに絞られていくと思いますし、何となく行き当たりばったりでやってたら永住権はおぼつかないでしょう。