日本で決めておくと本当に「安心」なのか?




     日本で(学校も、ステイ先も、サポート体制も)決めた方が安心だとおっしゃる方は多いです。そのお気持ちはよくわかります。

     が、もし、可能であるならば現物をご覧になった方が良いということをことあるごとに申し上げています。しつこくて申し訳ないのですが(^^*)、お考えの一助として、あるいはご両親と話し合われる際の一つの材料として、ここで詳しく考えてみたいと思います。

     なぜ日本で決めると「安心」なのか?です。これって根拠がありそうで、よーく考えてみると意外と根拠がないのではないでしょうか?

     安心感の根拠は、おそらくは勝手も知らない異国の地で「とりあえず行くところがある」という点に基づくのでしょう。しかし、そこで燃え尽きてしまって、その「行くところ」がどういうところかまでは綿密に調べることはできません。それでは意味がないというか、「気休め」といっては言いすぎですけど、本当にそれでいいのか?という気はします。

     「行くところ=住むところ=ステイ先」があらかじめ決まっていたとしても、それが実際に何処にあるか、どういう人達と一緒に暮らすのか、そのあたりはさっぱり分からないでしょう。家族のプロフィール情報などは入るでしょうが、どんな人かまでは分りません。一般に「最初はホームステイから」とか言いますが、僕の経験で言えば、ホームステイというのは意外とシェアよりも難しく、冒険的要素が多いです。探すのは大変ですが、自分の目で人も立地も確かめて決められるシェアの方が、いざ住みだしてしまえば遙かに楽でしょう(+値段も安いし)。皆さん、シェア探しは大変だといいながらも、大体平均して一人10件以上は見ています。別に10件見なければいけない義理はないのですが、やっぱりちゃんと選びたいから、どうしてもそのくらい見てしまうのですね。

     これだけ自分の目で選び抜いたシェアに比べれば、ホームステイ先は他人任せの選定ですから、どんな所でも、どんな人達とでも上手くやっていけるだけの人間力が必要です。実際、立地にしても「よく、まあ、そんなところ」というくらい遠隔地になることもママあります。都心から半径10キロ、通学時間1時間内外が、まあアクセプタブルなところだと思いますが、そこから軽くハミだしているステイ先もよく聞きます。

     次に「行くところ(その2)=語学学校」についてですが、語学学校研究にあれこれ書いていますが、自分の目で見るのが一番確かだと思います。それも出来れば入学直前に見るのがいいです。学校というのは学生の人数や国籍割合に季節変動もありますし、生き物ですのでわりと雰囲気が変わるのですね。ある時点での情報は、数ヶ月後には結構変わってたりします。いろいろなサイトで学校のカタログ的な紹介があると思いますが、同じ学校を見比べてみても微妙に内容が違うでしょう?それは、取材した時期によって変わるからだと思います。それに「日本人の少ない学校」の矛盾でも書きましたけど、「日本人が少ないから日本人に人気」という不思議な学校は存在しません。

     さらに「行くところ(その3)=日本語の通じるサポートセンター」ですが、皆さんが日本でご相談されるスタッフの方は当然日本にいるから、オーストラリア現地にいません。だから、現地で皆さんがお会いするのは、初対面の現地スタッフということになります。どこの機関にお願いするかは、やっぱり直接応対してくれたかスタッフの知識なり、ノウハウなり、誠実さが決め手になるでしょうが、その人は居ないのですね。実際、多くの場合、現地サポートは現地のエージェントに下請けに出しているというケースもありますし、僕の所にも話が来たりします(尤も、現地決定をムネにしてるので日本のエージェントさんと提携しようにも接点が乏しいのですが)。

     APLaCの場合は、APLaC=僕ですから、このHP全体に漂うクセのある雰囲気(^_^)がすなわち僕です。そこにズレはないです。あとは貴方のお好みかどうかだけです。

     ちなみに、なんかHPで厳しいことを書いているので、実際よりも僕が厳しい人であるかのような印象を受ける人がママおられます。「優しそうな人なので安心しました」とかよく空港で言われたりして。あのー、HPの内容が厳しいのは、僕が厳しいからではなく、やっぱり外国の環境が舐めてはいけないくらい厳しいからで、僕は出来るだけリアルにそれを伝えようとしているだけです。誤解なきよう(^_^)。もう一つちなみに、僕はオーストラリアに来てもう14年住んでいますし、「オーストラリア的なるもの」で学ぶべきものは、わりと真面目に吸収しようとしてきたつもりです。ですので、感じとしては日本人とオーストラリア人の中間くらいにいるのかもしれません。「オーストラリアのことをよく知ってる日本人」であるのと同時に「日本語が流暢で、日本のことに詳しいオーストラリア人」くらいに思ってたらいいかもしれません。まあ、このあたりは自分では良く分らず、考え出すと面白いテーマですけど。






     じゃあ対案である「現地決定」はどれだけ「安心」度が高いのか?です。
     これは、例えばこれまで来られた皆さんが利用されている一括パックを例にとってご説明します。

    @まず空港まで僕がお出迎えにいきます。
    日本で学校を選んだ場合、ステイも一緒に手配するでしょうから、空港には学校の人ないしはステイ先のファミリーが来ているでしょう。つまりは着いた途端に100%英語環境になり、そのまま車に数十分乗せられ、どこだか全然わからない、シティへの行き方も分からない家に連れていかれます。結構心細いですよ。

    A実戦的な生活基礎講座
    学校見学をする前に、学校の選び方や説明だけではなく、シドニーで一人歩きが出来るだけの生活の基礎知識をお教えします。シドニーの大まか土地鑑、付近の地図、シティからの帰りかた、バス電車の利用の仕方、治安やリスク管理のノウハウ、シティマップなどをお渡しします。

    ただし、単に言葉で説明するだけではダメだと思いますから、実戦練習が必要です。そこで例えば、学校に実際見学した際、最後には「練習」として、シティから僕のところまで自力で帰ってくるようにします。もちろん無理なら結構ですが、とりあえず僕のところにいる間に、一人でバスや電車に乗れるだけの練習をされておかれた方がいいです。最悪どうしようもなくなったら電話してください。迎えに行きます。安全ネットがあるうちに、現地で独り立ちできるまでの知識と技術を、実戦も交えて叩き込みます。トラベルテンの買い方とか、携帯電話や格安国際電話カードの買い方、アメックスTCの無料交換所など、、、要するに当面必要となる全てです。また、聞きたいことがあれば遠慮無く突っ込んで聞いてください。ゲストルームは僕の事務所兼自宅ですから、その気になれば24時間聞くことが出来ますし、実際夜でも色々と問われるままに話し込んだりすることもあります。

    この最初の基礎力講座卒業のレベルは、「一片の広告だけを頼りに電話をかけ、アポを取り、住所を聞き取り、知らないところに自力で行ってきて、きちんと話をしてまとめてくる=以上のプロセスを誰の助けも借りず、全部英語でやる」あたりを目安にしてます。これができたら、とりあえずバイトでもボランティアでもエクスチェンジでも一本立ち出来るからです。しかし、それなりに経験が必要ですので、通り一遍の説明だけでは無理でしょう。同じ事を何度も何度もお教えしますし、実際に壁にぶつかったときのオーストラリア的な対処法とか、事務処理や外国人相手の対人ノウハウなど、お教えすることは無数にあります。一番大事なのは「英語は出来ないけど現実に話を進める技術」でしょう。これは「技術」ですし、知ってれば誰でも出来ます。

     もちろん「卒業」したからといっても、楽勝に出来るようになるわけではないです。当然苦戦はするでしょう。でも出来るようになります。それが大きな自信になります。大きくはないかも知れないけど、「わたしはこの国でやっていける!」という”自信”は出来ます。あとはこの自信をモトデに雪ダルマ式に増やしていけばいいだけです。雪だるまのシンは出来ます。それが最も貴重なことだと思ってます。究極的には、知識やノウハウではなく、あなたの「自信」が大事なのだと思います。

     ところで、これも微妙に誤解されてるのですが、「APLaCを利用する人は最初から英語が良くできたり優秀な人なのではないか」ということですが、それは違います。いや、別に彼らが優秀じゃないって言ってるわけじゃないのですけど(^_^)、特にそんなバイアスはないです。英語レベルにしても千差万別です。とりあえず「アルファベットが全部書ける」あたりが最低限のラインで、それ以上であれば、シェアが探せて、一本立ち出来るところまでは持って行ってさしあげます。これだけは自信あります。

    B日本との連絡中継地点
    ご自宅との連絡を取る場合、いきなりステイ先だったならば、ご両親が連絡をとるにしても、電話で英語で喋らねばなりません。在宅してればいいですが、「ちょっと買物に行ってます、あと30分で戻ってきますが、ご用件があればうかがっておきますよ」なんて英語で聞かれたりします。鬱陶しいです。僕のところでしたら、日本語で聞けます。この差は、いざ日本から国際電話をかける場合、結構大きいと思います。


    C留学・ワーホリ全期間での中継地点
    Bのメリットは、着いた当初の話だけではないです。
    僕という「現地の知人(日本人)」が一人いると、学校卒業後でも日本語で問い合わせられる先が一つあることになりますので、それも何かと心丈夫だと思います。
    事実、よく日本の親御さんから電話かかってきたりします。「もう3ヶ月も音沙汰がないのですが」「あ、先々週ウチに遊びにこられましたよ。また会ったら家に連絡するようにいっておきます」とか(^^*)。これ、結構あります。

    その他、荷物の送り先とか、銀行口座開設の仮のアドレスとか、一つ知っておくとなにかと便利でしょう。もちろん日本を離れる前の荷物の送り先に指定して貰っても結構です。


    D学校それ自体の選択という意味では、百聞は一見にしかずです。
    上と重複しますが、話がもし日本国内の、あなたの住んでいる地域の学校を選ぶのであれば、どうされますか?やはり学校を見学してからお決めになるのではないでしょうか?「百聞は一見に如かず」という言葉の意味は、国内の学校選びの場合だったら体験的によくご存知な筈なのに、どうして学校が海外だったら見なくても良くなるのでしょうか?


    Eしかし、APLaCというのは信頼できるのか?

     かといって、ここで僕が悪徳業者で、やってきた人をぼったくったり、人攫いにようにして売り飛ばすかもしれません(^^*)。
    しかし、考えていただければ分かるのですが、ぼっくたろうにも一括パックは無料でやってますし、皆さんが学校を支払うお金は必ず直接学校に払ってもらうようにしてます。つまり僕は皆さんのお金を預かりません。

     それとですね、この膨大なホームページをご覧になっていただければわかるのですが、そんな詐欺をやりたいなら、こんなに大量のテキストを書く必要はないです。あまりにも効率が悪すぎます。もっと耳に優しい言葉を書いて、広告めいたものにするでしょう。

     あと、これまでサポートされた方が、それぞれホームページを作っておられたりします。コマメに捜していただければ、彼らの日記の最初の部分に、APLACにお世話になった云々という記載があると思います。また、ワーホリの部屋の直筆体験談の皆の感想、あるいは「写真館」に載っている皆の写真から、抱いたいの感じはおわかりになるかと思います。

     →ごくごく最近の写真を参考までに貼っておきます。真ん中でむさ苦しいカッコをしてる男性が僕です。両脇のお二人は、シェアをゲットして、これから移動するところです。一種の”卒業写真”ですね。




    他にもいろいろありますが、上記の理由で、現地で決めた方がなにかと滑り出しとしては無理のないスタートであり、確実性において勝る、少なくとも日本で決めた方が安心であるとは言いがたいと思うのです。

     しかし、それでもなお、日本でお決めになりたいというのであれば、全然構いません。
    それは、あなたの決断ですし、僕もレスペクトします。実際、日本で決める方もおられますしね。また、僕も、朝も早くから空港行くよりは、デスクワークで済む方が楽なんですからね。どうかお気になされず。

    そして日本でお決めになる以上、僕もメールで出来る限りの情報はお渡ししたいと思います。



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