2010年2月19日更新



パソコンは持ってくるべきか







 これもよく質問される点ですが、僕のお世話している範囲で言えば、持ってこられる率は半分半分、最近は6:4で持ってこない人の方が多いかな?というところです。少なくとも必需品ではなく、かなりパーソナルな趣味性の強いアイテムでしょう。up to youですね。
 以下、お考えの一助としていただくため、PCを持ち込む場合のメリットとデメリットを挙げておきます。


メリット デメリット
@.ワープロとしての利用価値/レポートやレジュメ(就職の履歴書)作成、日記など。
 ワーホリよりも、長期留学生、特にレポート作成に追いまくられる大学やビジネス学校では必須かも(学校でも出来るけど)。  
→プリンタを別途調達しなければ結局印刷できない点に注意

A.ネット環境は捨てられない
 日本語に触れる機会が乏しい現地での精神安定剤や、メールチェック。さらに情報検索等々。
→ネットそのものは、ネットカフェ、語学学校、情報センター、バッパー、さらには町の図書館やコミュニティセンターでも出来ます。
→シェア先でネットが出来るかどうかは結局はシェア探しの問題になるが、実際の現場では、ネット条件など、人柄、家賃、立地など他の重要条件に劣後するでしょう。ただし最近ではネット可能のシェアも多いです。

B.デジカメの画像を取り込んで管理できる
→町のDP屋でCD/DVDで焼いてくれるし、メモリーカードからの印刷機も普及してます。メモリー管理だけなら友人のPCを借りて焼く方法もある。

Cやはり日本語版パソコンがあると便利
→Windows2000、XP以降は日本語表示機能がありますので、さして重要でもなくなってます

D”癒しグッズ”系のコンテンツ=好きなCDの音源、日本のドラマや映画など=を山ほど持ってこれる。
→音楽だったらiPod系の容量も大きいので代替可。コンテンツだけならハードディスクだけ持ってくるという手もある
@.重いし、精密品なので梱包や輸送が面倒くさい。

A.貴重品なので盗難の危険がある。
そう滅多やたらと取られるものではないでしょうが、ターゲットになりやすいアイテムではあります。パソコンはすぐに陳腐化して価格が下がるので、盗難保険でも思ったほどの額が補償されないかもしれません

B.ラウンドには邪魔
車で行くならともかく、一般には荷物(重さ)との戦いなので、PCなど持ち運んでいる余裕などないかも。
また、留守中バッパーの6人部屋に放置しておくのも不安だし、かといって農場に持って行くわけにもいかないし、始末に困る。

C.壊れたときのメンテが面倒。まだオーストラリアに出回ってる機種と微妙に違ってたり、日本語表示されているパソコンの画面を読んでもらえない。日本語版Windowsと相性が悪いハードウェアなんかもあったりします。そもそも症状を説明するだけの英語力が必要。
→日本人のパソコン業者さんもいますし、チャイニーズのパソコン屋さん(わりと多い)だったら結構漢字とアイコンで理解してくれます。

D.ネットに関しては、折角持ってきても、回線が確保できるとは限らない。特に最初のホームステイなどでは、回線を使えないケースの方がまだ多いでしょう。シェア先だったら割と多いですけど。

E.より本質的には、何となく思っていた以上に、現場ではPCなんか使わない



 以上、結局のところ、「あなたにとってPCとは?」「どういうライフスタイルにするか」という問題だと思います。とってもパーソナルな問題。

 あなたが、PCを非常に良く使い込んでおり、既に身体の一部になっており、且つ渡豪中もPCを活用して仕事をしていたり(メールでCAD図面を往復させたり、編集原稿を送ったり)、頻繁に利用する予定があるなら持ってくるべきでしょう。というか、そういう人は最初から何の疑問も持たずに持ってくるでしょう。
 インターネットやメールは、前述のようにパソコンだけ持っていたって意味ないです。接続できなければただの箱。オーストラリアは未だに携帯電話に接続する方法はあんまり流行ってないし(高いし)、ブロードバンドや無線LANも日本ほどの広がりはありません。

 メールだけならカフェとか情報センターとか図書館などでやることは可能です。それにこちらに来てしまえば、そんなにメールなんかやらなくなるように思います。オーストラリアで知り合った友達は携帯で用件を済ませばいいし、日本の家族に連絡を取るにしてもこちらの格安テレカ(1分数円レベル)でかければいいし。最初は現地の知り合いも少ないから日本とのつながりを保っておきたいと思うのですが、すぐに現地に馴染みますからね。

 ワーホリさんと留学とでは多少違うかもしれません。ワーホリさんは移動が多いし、人によってはオーストラリア中を旅したりしますので、出来るだけ荷物は少ない方がいいでしょう。留学生の方は、同じ場所にずっと居るので本腰を入れて通信環境の整った家探しをしやすいですし、また大学進学などの場合はエッセイ(論文)作成その他で結構使う機会はあるでしょう。まあ、アウトドア志向だったらパソコンは邪魔になりがちですし、書斎派の方は持ってこられたほうがいいかなと思います。

 なお、持ってこられるのであれば、カフェなどで英語パソコンでメールをやる場合に備えて、USBメモリースティック(ないしポータブルハードディスク)などの外部記憶装置を用意されるといいと思います。まあ、こっちでも幾らでも売ってますけど。英語パソコンでは当然日本語メールは文字化けしてマトモに表示されません。上に書いたように日本語表示設定にも出来ますが、そのやり方自体が分からないというケースもママあります。その場合はダウンロードしてメモリースティックなどに入れておいて、ご自分の日本語環境パソコンで表示させればちゃんと見えますから。同じように日本語で打った返信分などをスティックに入れて持って行き、カフェで読み出して(ここでも文字化けするけど気にしないで)送信すればいいです。

 あと、肝心なときに壊れるのがパソコンですから、再インストールに必要な、WindowsのOSのCDなどは持参されるといいでしょう。ある程度パソコンの知識が無いと、簡単な修復にしても難儀するような気がします。持ってきたけど壊れてしまい(どうにも直せず)、結局殆ど使わなかったってケースも多いです。僕の意見としては、自分でフォーマット掛けてゼロからインストール出来る程度の知識がないなら、持ってこない方がいいかも。回線接続ひとつ取っても、つながるときは楽勝だけど、何故かつながらないというときは、TCP/IP設定やらFirewallがなんちゃらかんちゃらという迷宮に入り込んでナンギします。




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